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起業家たちも実践。決断前の「ひとり会議」が必要なワケ

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重大な決断をひとりで下さなければいけない時、皆さんはどうしますか? 自分の経験や勘を信じる? それだけでは、正直不十分かもしれません。

ペイパル、スペースX、テスラなどこれまで数々の大事業を立ち上げてきた起業家イーロン・マスクのアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか。「Business Insider Japan」の記事からご紹介します。

6つのステップで検証する

マスク氏が自己流の科学的方法として実践しているのは、以下の6段階のプロセス。マスク氏によると、「分かりにくいことを理解するために極めて有効な方法」だそうです。

「1. (自分に)質問する」「2. 可能な限りの証拠を集める」「3. 証拠に基づいて原理を打ち立て、その原理が正しいかどうかを検証する」「4. 決断のために、説得力のある結論を導き出す。そのために、原理が正しいか、適切か、結論は必然的なものか、確率はどのくらいかを検証する」「5. 結論に反論する。結論を論破するために、誰かの反論を探す」「6. 結論を論破できる人が1人も見つからなかった場合、結論は正しい可能性が高い。だが必ずしも正しいとは限らない」

Business Insider Japan」より引用

いわば、ひとり会議のような状態です。

映画化もされた漫画『脳内ポイズンベリー』では、主人公の女性いちこが仕事や恋愛で重大な決断を下す前に脳内にいる複数の人格を集めて会議をしている描写があります。自分Aの結論に対し、自分Bが反論する。これで無謀な行動が減ります。

マスク氏によると、世の中の多くの人は「私が正しいと思ったから、正しい」という決断の仕方をしているそうです。しかし、これではその決断の抱える致命的な欠陥を見落としてしまうこともあるでしょう。

その決断は、どちらのタイプ?

アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏も、同じような方法で重大な決断を下しているそうです。2016年の株主宛て文書によると、ベゾス氏は決断の種類を2つのタイプに分け、それぞれに適したスピードとプロセスで実行すべきだとしています。

タイプ1の決断とは、「帰結的、不可逆的のなもの。つまり、一方通行のドアのようなもの。このタイプの決断は入念でなければならない」とベゾス氏。

タイプ2の決断とは、「変更可能、元に戻すことが可能なもの。つまり、行き来自由なドアのようなもの。このタイプの決断は権限のある人、あるいは少人数のグループが素早く行うべき」。

Business Insider Japan」より引用

一度実行したらもう後戻りができない場合には時間をかけて丁寧に、やり直しがきく場合はスピーディーに。当たり前といえば当たり前ですが、毎日山ほど決断しなければならないことがあったり日々の仕事で疲れていると、意外と冷静に分類できないことも。

自分にとって大切な決断を正しく下せるよう、上記の方法を紙に書いて目に見えるところに置いておくというのも有効かもしれません。

Business Insider Japan

photo by Getty Images

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吉野潤子
ライター・英語翻訳者。社内資料やニュースなどの翻訳者を経て、最近はWebライターとしても活動中。歴史、読書が好きです。

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