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ジャケットにたくす美学。アルマーニの短編映画を学生たちが制作

ミラノで2018-19年秋冬のファッションウィークが開催された先月、「アルマーニ」は、ブランドが昨秋よりスタートさせた若手支援プロジェクト「アルマーニ / ラボラトリオ」により制作された短編映画を公開しました。

同プロジェクトでは、衣装や演出、脚本、セットデザイン、メイクアップなどを学ぶ8名の学生を選出し、各専門分野のプロフェッショナルである9名のメンターが映画制作に関する理論的・実践的なレッスンを実施。

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『UNA GIACCA –A JACKET-』と題した本作は、学生たちの学びの集大成として作られたのです。

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過去と現在を行き来するフラッシュバックのなかで物語は展開されます。

出演するのはイタリアで活躍するサラ・セライオッコロレンツォ・リチェルミー。プロの俳優である彼らも、その他のメンターたちと同様に、情熱を持って同プロジェクトに参加しました。

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「参加した学生たちに学びと成長の機会を与えられたこと、そしてわたし自身が自分の専門分野でのパラメーターとなれたことを嬉しく思っています。映画というものに対して、わたしもかねてから情熱を持っていました。今回の作品が、これからも続いていくこのシリーズの最初の作品となったことを誇りに思います」(ジョルジオ・アルマーニ氏)

タイトルになっているジャケットは、アルマーニ氏を象徴するアイテムの1つ。1970年代の主流は、身につけるだけで身体が凛々しく見えるよう芯地・裏地などを使って形を構築したテイラード・ジャケットでした。アルマーニ氏が提唱したのが、ジャケットの骨格を支える内部構造を解体した「アンコン・ジャケット(unconstructed jacket)」。ボディに柔らかく寄り添い、ひとりひとりの身体のニュアンスを美しく描くジャケットだったのです。

ジャケットはわたしの美学の基本的要素の1つを表していて、それを今回の物語に変換しています。挑戦的なテーマでしたが、参加者や優れた指導者の助けを借りてこの課題を解決することができました」(アルマーニ氏)

約10分の短編、しかも学生が制作したとは思えないほど見ごたえのある作品。観覧後に残ったのは、なんかいいもの観たなあという、爽快感でした。

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ジョルジオ・アルマーニ氏、アルマーニ / ラボラトリオの学生たち、主演のサラ・セライオッコ。

それにしてもアルマーニ氏といえば、2017年11月に『EMPORIO ARMANI MAGAZINE』を20年ぶりに復活させたことで話題に。80歳を超えて、なお、精力的なご様子には尊敬の念を抱かずにはいられません……!

ジョルジオ アルマーニ ジャパン/ラボラトリオ

多田亜矢子

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