現在、官民一体となって推し進められている“働き方改革”。なかでも主軸とされているのが“労働時間の短縮”です。
長く働くほどいいという価値観はもう古く、今後は、いかに短い労働時間で高い成果をあげられるのかで判断されるように。残業が減った分、プライベートを充実させることで、仕事に還元できるという好循環も期待されます。
しかし、働き方改革はまだ始まったばかり。現時点ではまだまだ残業をしている人も多いのでは。そこで今回は、株式会社ナリス化粧品の調査を元に、「残業による肌荒れ」が働く女性のモチベーションに及ぼす影響を考えました。
残業が多いと肌の調子が悪くなる
今回の調査は、1日平均1時間以上の残業をしている 20~40 代の女性 1690 人を対象に行われました。まず、「残業が多いと肌荒れを実感しますか?」という質問に対しては、「とてもそう思う」が 21.3%、「ややそう思う」は 53.9%。実に75.2%もの働く女性が、“残業による肌荒れ”を日ごろから実感しているようです。
そして、その具体的な原因について調べた結果、上位5つはこのように。
残業が多いと肌の調子が悪くなるのはなぜ?
1位……ストレスがたまるから(71.1%)
2位……睡眠時間が少なくなるから(68.0%)
3位……食生活が乱れて栄養が偏るから(49.3%)
4位……長時間メイクした状態でいるから(41.1%)
5位……日々の肌ケアが不十分になるから(37.2%)
圧倒的に多かったのはやはり「ストレス」と「睡眠時間の短さ」。どちらも“美肌の大敵”として知られています。働き方改革が進んで残業時間が短縮されれば、どちらの原因もうまく解消できるようになるかもしれません。
「残業肌」ってどんな肌?
肌荒れは、メンタルにも悪影響を及ぼすことが多々あります。自分の顔を鏡で見た時に肌荒れしていると、気分が沈んでしまい人に会うのが億劫になるものです。
同調査でも、残業による肌荒れで、ストレスを抱えている女性は95.8%に達することが明らかに。
また、「残業肌だと、肌の調子のよいときに比べて、仕事の上でどんなことが起こりそうですか?」という問いには、このような回答が集まりました。
残業肌だと、仕事上でどんなことが起こりそうですか?
1位……モチベーションが下がりそう(51.7%)
2位……自信が減りそう(42.7%)
3位……笑顔が減りそう(34.9%)
4位……接客や営業で相手に悪い印象を与えそう(27.5%)
5位……だらしない人と思われそう(26.0%)
全体で最も多かったのが「モチベーションが下がりそう」(51.7%)。次いで、「自信が減りそう」(42.7%)「笑顔が減りそう」(34.9%)となりました。「接客や営業で相手に悪い印象を与えそう」(27.5%)という、特定の職種ならではの悩みもありました。
残業が減れば、残業肌にサヨナラでき、さらには、自信をもって仕事にとりくめるようになるのかもしれません。これから新しいシーズンを迎える時期。仕事と肌コンディションのバランスについて考えてみませんか。
[株式会社ナリス化粧品]
photo by Getty Images

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