あなたはパートナーと上手くいっていますか? キャリア女性は、仕事に家庭に子育てにと、とにかく忙しいもの。別にそんなつもりはないのだけれど、ふと最近あまりパートナーと会話してないかも? ということもあるのでは。
もちろん会話がないから上手くいっていない、ということはありません。会話がなくても一緒に過ごしていなくても「私たちはとても上手くいっています!」という人だってたくさんいます。けれども、仕事で問題や悩みがあっても、相手に話せず頼れずに1人で苦しんでいる人が存在することもまた事実。
一般社団法人ライフミッションコーチ協会が実施した「パートナーシップと仕事」についてのWebアンケート調査の結果から、パートナーシップと仕事の関係を探ってみましょう。
パートナーシップは仕事にも影響する
アンケート調査の結果では、仕事が上手くいっている女性は、総じてパートナーと上手くいっている傾向があるようです。なんと、年収が増加傾向にある人の約4割は、仕事のビジョンをパートナーに伝え応援されている、のだとか。
年収がどうというとつい短絡的に感じてしまいますが、それだけ生活が快適であり、仕事に集中できている、ということに他なりませんよね。
パートナーシップを上手くいかせるには
では、そういう人はどんな事に気をつけているのでしょうか。
回答をいくつかピックアップしてみると「子どもが生まれた後も夫婦2人で過ごす時間や会話を大切にしている」「お互いの気持ちを素直に伝え合い、歩みよりや、改善をはかった」「何事も話し合って決める。何が不満でどうしてほしいのか冷静に伝える」「会話を多くし、表面の言葉だけでなく、内面まで気にするようにした」といったことがあげられています。
つまり「会話」がキーワード。
まずは伝えることを厭わないこと
うまくいく秘訣は3つに集約できるようです。
1. 自分の仕事を理解してもらい応援してもらえるよう、パートナーに仕事に対するビジョンやミッションなど、自分の想いをきちんと説明する。
2. 日頃から感謝や愛情を伝える。
3. 子どもが生まれてからも、2人の時間は大事にすること。様々なことを相手にきちんと相談するようにする。
考えてみれば、パートナーだけでなく、家族や会社の同僚であっても、感謝をきちんと伝えたり、相談をせずに勝手に物事を進めないなどは、気持ちのよい関係のために心がけたいポイントのはず。けれども、ついパートナー相手だと「言わなくてもわかってくれるはず」「理解してくれているはず」と思いがちになってしまうのでしょう。
もう少しうまくいくといいなと思うなら、まずは自分から相手の希望や悩みに耳を傾け、自分も伝える。その努力が必要です。
photo by Getty Images

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