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3−1−3メソッドが、プレゼンを劇的にコンパクトにする

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前記事では、商談先から「もっとその話、詳しく聞かせて」というフレーズを引き出すクイック・プレゼンテーション術として、エレベーターピッチの方法をご紹介しました。

今回は、そのエレベーターピッチをより実践的にまとめる方法をみていきましょう。TEDにも登壇した問題解決の専門家、ライアン・フォーランド(Ryan Foland)が自らのサイトで提案しているプレゼンテーションの快適化方法、3−1−3メソッドが役に立ちます。

3−1−3メソッドで言いたいことを明確化

3−1−3メソッドとは、3つのセンテンス、1つのセンテンス、3つの言葉でアイデアをまとめるテンプレートです。

ライアン・フォーランドは、3−1−3メソッドの組み立て方を次のように述べています。

Step1: あなたの課題を1つのセンテンスでまとめる

Step2: その解決策は何かを1つのセンテンスでまとめる

Step3: あなたのマーケットをそれに関連付ける

——ryanfoland.comより翻訳引用

次に、これら3つをまとめた1つのセンテンスを作成します。相手は、短い時間の間にベラベラベラ……とアイデアをまくしたてられても困るからです。

最後に、わかりやすいキャッチコピー(3つの言葉)を作ります。ここまでアイデアをまとめていれば、瞬時のプレゼンでもパッと口に出すことができます。

エクササイズ

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たとえば、「Amazon Go」を例に考えてみましょう。仮にあなたがAmazon Goのビジネスプランを発案したとして、投資家にうまくプレゼンをしたい場面をイメージしてください。

1. 3つのセンテンスをつくる

課題: コンビニの市場規模は大きいが、レジなどの人件費がかさむ。

解決策:ICタグの活用で支払いは一括で済み、時間もかからない。

市場ニーズ:支払いの手間が減ったらもっとコンビニを利用したい。

2. 1つのセンテンスでまとめる

棚から商品を取り、持ち帰るだけで、アカウントと紐付けられ、料金が自動引き落としされるコンビニ。

3. 3つの言葉でキャッチコピーをつくる

「ジャスト・ウォークアウト・ショッピング(持ち帰るだけのお買い物)」

連想しやすい言葉を選ぶこと

難しく感じるところは、3つの言葉でキャッチコピーを作るというところでしょう。1と2のステップは、調査すればまとめられますが、3つ目のステップは相手の心を引きつけるクリエイティビティが求められます。

ryanfoland.comの中でフォーランド氏が提案する、「2つのアイデアを組み合わせること」がキャッチコピー作りのコツです。たとえば、「ボートの上のロミオとジュリエット」はある有名映画のコンセプトですが、想像がつくでしょうか? 答えは「タイタニック」です。

フォーランド氏は、誰でも聞いてわかる単語を使うことが大切だと言います。「ロミオとジュリエット」と聞けば、誰もがラブロマンスを思い浮かべるはずです。同じようにスポーツシューズであればナイキ、動画配信サービスであればネットフリックスのように、象徴的な単語を組み込むと、聞き手は瞬間的にイメージがわきます。

日頃から、コンセプトを2つの単語に分けてみるトレーニングをしていると、発想しやすくなります。ヒットしているものを見つけたら2つのコンセプトに分解してみたり、気になっている商品と関係ないものを1つのコンセプトにまとめたりすると、発想力が鍛えられます。

通勤時間の電車の中など、ちょっとした時間を発想トレーニングの時間に使っていれば、聞き手が思わず「もっと聞かせてくれ」と言ってしまうプレゼンスキルが自然と身についてしまうでしょう。

ryanfoland.com, Forbes, Amazon

Image via Getty Images, Shutterstock

せきぐちゆう

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