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究極のクリーニング。「一客洗い」で大切な衣服を蘇らせる

最高レベルの技術で衣服の洗濯を行うクリーニング店「ワードローブ トリートメント」がオープンしました。

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こちらの特徴は「一客洗い」。一般的なクリーニング店では効率を重視し、不特定多数の顧客の衣服をまとめて洗浄しているのに対し、同店では顧客の衣服を一点ずつ個別に洗浄します。シミや汚れの度合い、素材の特性に応じて洗浄法や洗浄時間を変えるため、手間は通常の5〜10倍かかってしまうものの、ウールやカシミヤなどの獣毛繊維はしなやかでヌメリ感のある風合いが、綿や麻はシャキッと感が蘇るのだとか。

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衣服を徹底チェックし、熟練職人が手で仕上げる

一客洗いを実現するために欠かせないのが、カルテ作成。採寸はもちろん、たとえば背広であればラペル幅や段返り、ショルダーの仕様などをチェック。パンツであればクリースラインを付けるか否か、裾のダブル仕上げの幅はどのくらいに設定するかなど、衣服のディティール確認を徹底し、すべてをカルテに落とし込んでいきます。

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こうして衣服は、福井県にある「匠スタジオ」と呼ばれるファクトリーへ送られ、カルテをもとに職人の手仕事によって洗浄されます。クリーニングを行うには国家資格のクリーニング師を取得している必要があるのですが、ワードローブ トリートメントで作業にあたるのは、単に有資格者でキャリアが長いというだけではなく、生地の特性や衣服の構造(特に背広やパンツ)を熟知している人物。だからこそ、風合いやシルエットを復元させることが可能なのです。

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クリーニング衣服を預かるだけではない場所へ

ちなみに同店、前身はクリーニング衣服をオンライン経由で預かるウェブサイト「コンシェルジュ・テラマエ」でした。実店舗を持っていたうえでオンラインサービスも始める企業が多いなかで、オンライン発祥でありながら実店舗を新たに構えるというのは、順番が逆に感じられるような……。

「ファストファッション全盛の時代にあって、上質でいいものを買いたくてもセルフケアができないことを理由に購入を断念されるかたは多いと思います。そこで、衣服のアフターメンテナンスを安心して任せられるサービスを目指すべきだと考えました。そのためには、お客様と顔を合わせられる場所を設けることが必要だという結論に至ったんです」(ワードローブ トリートメント代表 寺前陽一郎さん)

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同店をただ「預かる」場所にとどまらせるのではなく、「いいものを永く残していくこと」を伝える場にしていきたいと寺前さんは話します。

「今後はポップアップショップやワークショップなどをとおし、次世代のライフスタイルについて考える、あるいは日本の技術力を広めることに貢献していきたいですね」(寺前さん)

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ワードローブ トリートメント

住所:東京都目黒区青葉台3-8-10 Aobadai chou chou1階 / 電話:03-6416-9133 ※ワンピース6,804円〜、ブラウス3,780円〜、婦人ジャケット・スーツ上着5,292円〜(すべて税込、目安料金)

ワードローブ トリートメント

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多田亜矢子
編集&ライター。2006年、マガジンハウスに入社。雑誌『Hanako』『GINZA』編集部に勤務し、ビューティ、ファッション、グルメなどを担当。現在はフリーランスとして「Hanako.tokyo」や「FUDGE.jp」などで活動中。

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