そこまで難易度は高くないけれど、身につけておくと何かと役に立つライフスキルというものがあります。専門知識を一から習得するよりも簡単なのに、その効果は絶大! Business Insider Japanでは、「30歳になるまでに身に付けておきたい24のスキル」を紹介。まだ身に付けていなければ、今のうちにマスターしておきましょう。
すべての基本になるコミュニケーションのスキル
・フィードバックを潔く受け入れる —— 感情的にならず、冷静に話し合おう。
・「ノー」と言うときは、礼儀正しく —— 何でも「イエス」と答えるのが良い、とは限らない。必要なときは「ノー」と言おう。
・他人に共感する —— 相手の話を聞き、相手の目線で物事を考えられるかどうかは重要な能力だ。
・ボディーランゲージをコミュニケーションに生かす —— 相手の考えを察するのにも役立つ。「Business Insider Japan」から引用
仕事をきちんとやればやるほど、ネガティブなフィードバックにはついカチンとくるものですが、感情的にならないことが大事。また、会議やチームワークでイエスマンでいることは、自分にとっては楽ですが、チーム全体の生産性を考えると正しいことではありません。
小学校で教えてもらったようなごく当たり前の教えも、年齢を重ねるほどに実行するのが難しくなることがありますが、初歩的なことほど実は重要。行き詰まりを感じて、状況を改善したいときには、“コミュニケーションの基本”を見直すとよいですよ。
学校では教えてくれない、汎用性の高いスキル
もう少しつっこんでみてみましょう。以下のスキルは何か専門の学校があるわけではなく、実際に場数を踏んで身につけるしかないものの、仕事でもプライベートでも使える汎用性の高いものです。
・パブリック・スピーキングができる —— 仕事上、プレゼンテーションが求められる場面も多いだろう。不安や緊張をうまくコントロールして、自信を持って語ろう。
・交渉できる —— どんな職業においても、交渉力は必要だ。
・ちょっとした会話ができる —— プライベートでも仕事でも役に立つスキルだ。相手への関心を示し、相手に自身を語らせよう。
・デートに誘う —— 見ず知らずの人に声をかけ、会話を始めるのが苦手な人は多い。だが、その壁を越えなければチャンスはやってこない。
・良い握手ができる —— 弱すぎる握手は相手に不安を伝える。ひじはほぼ直角に曲げ、しっかり相手の手を握ろう。笑顔とアイコンタクトも忘れずに。「Business Insider Japan」から引用
これらのスキルは、学ぶ過程で恥ずかしい思いをしたり傷つくことも多いですが、あらゆるシーンで強力な武器になります。そして、大きなメリットが。それは、お金がかからないことです!
仕事に直結しなくても、人生を豊かにするスキル
今すぐ仕事に直結しないかもしれないが、人生全体にプラスの影響を及ぼしてくれるスキルもあります。たとえば……
・外国語が話せる —— 新しい物の見方ができるようになったり、認知能力が上がるとの研究もある。
・Photoshopの基本的な操作ができる —— 自身のウェブサイトを作るときなど、基本的な操作ができればわざわざ外部に発注せずに済む。
・キーボードのショートカットを使う —— 時間の節約になり、生産性も上がる。
・ひとりの時間を過ごせる —— 孤独とうまく付き合うのも、おとなに必要な能力だ。「Business Insider Japan」から引用
とくに注目したいのが、外国語とPhotoshop。新しく覚えた外国語を仕事で使うチャンスがなかったとしても、その外国語を通して身につけた“新しい視点”が、人生における様々な問題を解決するのに役に立つでしょう。また、Photoshopに限らずとも、アイディアを具現化するツールを使うことができれば、わざわざ外部に発注するコストも削減できるし、それがきっかけで副業に繋がる未来も描けそうです。
他にもこちらの記事では、人生早めに身に付けておきたい、さまざまなライフスキルを紹介しています。今の自分に備わっているかチェックしてみてください。
Image via Shutterstock

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