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言いにくい否定的なフィードバックを上司から引き出すコツ

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ビジネスの現場では、多くの上司が、結果や現状を否定するようなフィードバックをためらいます。ネガティブな発言で、チームの雰囲気が崩れることを恐れてしまうからです。しかし、上司がフィードバックをためらうことは、部下にとってもよくありません。

そこで、リーダーシップとチーム開発について詳しいThe Boda Group共同経営者 デボラ・グレイソン・リーゲルのHarvard Business Reviewの記事を参考に、上司からネガティブフィードバックを引き出すためのアイデアを考えてみましょう。

1. 部下のほうから改善点を上司に聞く

「私はこんな課題を抱えていて、改善したいのですが、どうしたらよいでしょう? 」と聞かれたら、上司もフィードバックをしやすくなります。リーゲル氏は、心理学者アダム・グラントの「(課題解決の相談をすれば)他にも改善すべき点はありますか? 」と上司に聞くとフィードバックをもらいやすくなるという助言を紹介しています。

2. 目標達成の手伝いをお願いする

達成したい目標をかかげ、課題解決に責任をもてているか管理するための手伝いをお願いしてみましょう。たとえば「今月の売上があと◯件足りないんです。どうすればよいですか?」と、具体的な課題の解決法を聞けば、1の場合と同様、上司もフィードバックを提示しやすくなります。

3. 上司の強みを聞いてみる

「あなたはどうして結果が出せるのですか」と聞かれると、自らの強みを気持ちよく語ってくれる上司が多くいるでしょう。その語りのなかに「あなたは、私からココが学べる」とフィードバックが含まれてくるはずです。

4. 「小さなことだけど……」に隠れたヒント

「ちょっとしたことだけど、ここに気をつけてみて」という言葉には大きなフィードバックが隠れています。フィードバックをくれる相手は遠慮した表現をしますが、実際は小さなことではないのです。上達したビジネススキルを身につけるためのヒントが隠れています。これを利用して「少しだけ直すとしたら、どこがよいでしょうか」と聞くことで、「少しだけというなら、それは……」とフィードバックをもらいやすくするのもよいでしょう。

ビル・ゲイツ「フィードバックは上達への道」

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ビジネスで成功をつかんだビル・ゲイツは、TEDのスピーチで、「フィードバックを提供してくれる人は誰にでも必要です。それが上達への道なのです」という言葉とともに、生徒の学業成績が世界ランク1位を記録している中国は、上海の教師育成システムを事例として紹介しています。

上海では新人教師はベテラン教師から教え方を見て学び、同僚から授業についてフィードバックがもらえるのだそうです。教師が継続的に上達していく仕組み作りに力を入れているということですね。

他者からの視点は、自分では想像もつかない考え方であふれています。周りが意見を出しやすい振る舞いをして、うまくフィードバックをもらえるようにしていきましょう。

TED, hbr.org]Image via Shutterstock

せきぐちゆう

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