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上司は漫画を読んでいる。でもいつ、どこで?

漫画、読んでますかー?

子供っぽい、時間がない、という返事が聞こえてきそうですが、実は、漫画を最も読んでいるのは女性の幹部・経営層なんだとか(エエッ!?)。

ハイブリッド型総合書店「honto」が働く女性を対象に実施した「漫画に関する調査」から、意外な実態が浮かんできました。

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上司だって漫画を読むのよ

漫画を読む頻度が最も高く、読む時間が長いのは、なんと幹部・経営層で、29%が「毎日読む」と回答を。

中間管理職で18%、一般職が15%、全体でも19%ですから、かなり高い数字です。

じゃ、どんなジャンルが好き?

よく読むジャンルについて。全体では「恋愛」が1位、「ヒューマンドラマ」「ファンタジー」といった順。

しかし、幹部・経営層においては、「恋愛」の次に「ヒューマンドラマ」「仕事・職業」と続きます。

つぎに、「女性向け」「男性向け」の2つにわけてみると……

全体で約70%が「女性向けの漫画」をよく読む一方、幹部・経営層では57%と実に半数以上が「男性向けの漫画」をよく読むと回答。

役職によって、こんなに差が出るのにびっくりです。

男性向け漫画ラブ、な理由

その答えは、ここに隠れていました。

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漫画を読む理由としては、全体では圧倒的に「暇つぶし」という回答が多く、「気軽に読めるから」「仕事のストレス発散」といった理由が続きます。

けれども、幹部・経営層になると「心の支えになるから」が21%、なんと一般職・中間管理職層の2倍になるのです。

働く女性は漫画からも仕事術や生き方を学んでいる、と言えそうです。

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ところで上司は、どんな作品を読んでいるの?

具体的な作品のランキングも発表。

ビジネスの役にたつ、心の支えになった漫画ランキング

1位 『ONE PIECE』(尾田栄一郎/集英社)
2位 『SLAM DUNK』(井上雅彦/集英社)
3位 『働きマン』(安野モヨコ/講談社)
4位 『課長 島耕作』 シリーズ(弘兼憲史/講談社)
5位 『宇宙兄弟』(小山宙哉/講談社)

感銘を受けた漫画の登場人物ランキング

1位 ルフィ(『ONE PIECE』/尾田栄一郎/集英社)
2位 松方弘子(『働きマン』/安野モヨコ/講談社)
3位 島耕作(『課長 島耕作』シリーズ/弘兼憲史/講談社)
4位 桜木花道(『SLAM DUNK』/井上雅彦/集英社)
5位 牧野つくし(『花より男子』/神尾葉子/集英社)

働きマンとして恋に仕事にまい進する松方弘子。

『ONE PIECE』はチームづくりやマネジメントの勉強になる、といった声も。

自分の現状や悩みを投影したり、共感を得やすい作品やキャラクターが並んでいますね。

仕事や日常に悩んだときに、新たな勇気やヒントをくれる心強い存在なのかもしれません。

さて、あなたはどうですか?

hontoブックツリー,「働く女性の漫画事情」調査]Image via Shutterstock

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小林聖
インターネット黎明期よりIT業界にてさまざまな業務に関わる。多くのWEBメディアや携帯サイトのコンテンツ制作を経験したことから、ライターに。 過去にオランダに四年、香港に三年半生活。現地ローカル企業での就職もあり、さまざまな文化に触れた経験を生かしてグルメや旅、ラグジュアリーホテルなどの記事を担当。 プライベートはむしろアナログを好み、漫画より小説、テレビより映画を偏愛。また普段から着物を愛好し、普段着物研究家を自称。日常で着物を着る人を増やしたいと、ブログでの情報発信や普及活動も行っている。 http://www.daily-kimono.tokyo/

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