就職などの面接で、ひどく緊張してしまい、伝えたいことがまったく話せずに悔しい思いをしたことはありませんか?
「あがり症」という言葉がありますが、面接では誰もが多かれ少なかれ緊張するものです。しかしその緊張があまりに大きいと、チャンスを棒に振ってしまうこともあります。
面接での緊張とうまくつきあう方法を、一般社団法人あがり症克服協会代表理事の鳥谷朝代氏がライフハッカー[日本版]の記事で紹介しています。緊張してしまう面接を克服する3つのコツと「面接は会話である」という考え方を確認していきましょう。
あがり症は十分に改善できる
せっかくの面接ですから、失敗せずにうまくやらなくてはいけないと考えることは当然です。しかしながら、よく見せようとする気持ちがあまりに強いと「あがり症」といわれるような、赤面や発汗などの症状がでてしまいます。緊張がひどいために社会生活を送れなくなってしまうほどでなければ、トレーニングなどで十分に改善できると鳥谷氏はいいます。
「あがり症は、考え過ぎてしまう人や真面目な人がなりやすいですね。逆に、考えてもしょうがない、行き当たりばったりでなんとかしようと考える、いわゆるいい加減な人はあがりません(笑)」
ライフハッカー[日本版]より引用
「服装・表情・姿勢」が面接の印象を決める
鳥谷氏は面接での印象をよくする方法として、3つのコツを紹介しています。
1. 清潔感のある服装で挑む
2. 正面を向いて笑顔で話す
3. ピンと伸ばした背筋をキープする
3つのポイントを気にかけておくだけで、自信があるように見えて、面接担当者が抱く印象はよくなります。よい印象をもたれていると思えば、緊張は自然とやわらいでくるでしょう。
面接は会話。会話に"正解"はない
緊張してしまったらどうしよう、うまく答えられなかったらどうしようといった不安は常につきまとうものです。鳥谷氏は面接における大切な考え方を以下のように述べています。
「面接というのは『会話』です。正解があるわけではないので、面接官の質問に対して、ありのままに答えることが大事」
ライフハッカー[日本版]より引用
面接は完璧な演説や発表を披露する場所ではなく、今までの就業経験や入社を希望する理由などを話す機会です。緊張が強くでる人ほど、まじめに考えてしまいがちですから、準備をきちんとしておきましょう。準備さえすれば、あとはざっくばらんに会話するだけで、面接は自然とうまくいくはずです。
今回紹介した面接術のより詳しい情報だけでなく、「45歳からの転職」や「スキルシェアサービスでプレゼンの先生になる」などをLifehackerのキャリア特集では紹介しています。これからの時代の転職や働きかたについて詳しく知りたい人はそちらも参考にしてみてくださいね。
[ライフハッカー(日本版)]Image via Shutterstock

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