これからやってくるといわれる「人生100年時代」。
一見、喜ばしいことのようですが、本当にそうでしょうか。特設サイト「人生100年の歩き方」を運営するアクサ生命保険のアンケートで、次のようなことがわかりました。
「100歳まで生きたい」人はわずかに2割
人生100年時代になっても、100歳まで生きたいと思う人はたったの2割。
さらに、きたる人生100年時代に対し、最もポジティブなのは20代、それ以降は年齢が上がるほどネガティブに捉えているという結果でした。
不安。でも、何を備えればいいのかわからない
ポジティブになれないのは、これまで人生80年の親世代の生き方を参考に生きてきたのに、突然100年だといわれても、備えが足りずにみじめな老後になってしまうのでは、という不安があるから。
実際に、長生きすることでリスクになると思われるポイントとして、身体能力の低下、収入の減少、年金制度の破綻、病気、判断能力の低下、働けなくなることなど、さまざまな不安が寄せられました。
では、そんな不安に対し、何か備えられているかというと、「備えができている」という人はわずか16.0%。それ以外は、経済的な理由を除くと、「何を備えればいいかわからない」という意見が最も多かったようです。
理想的な年のとり方をしている人は「黒柳徹子さん」
最後に、理想的な年のとり方をしている著名人を聞いたところ、以下のような結果に。
女性では、次いで2位が吉永小百合さん、同率3位が樹木希林さんと夏木マリさん。
価値観が多様化する中、仕事もプライベートにもポリシーが感じられる、自分らしい生き方を選択している人が選ばれています。
アンケートの結果を総合すると、100年時代の到来にあたり、備えておくべきなのは、お金だけではないよう。いくつになっても自分に満足して生きられるよう、今、何をすべきか。そのことを日々、考えておく必要がありそうです。
調査概要
調査名: 人生100年時代に関する調査
調査期間: 2018年6月20日~26日
調査対象者: 20代~60代男女1,000名
実施方法: Webアンケート調査
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Image via Shutterstock

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