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IQではなくEQ。他人の気持ちを理解する能力の鍛え方

仕事で成功するためには、お勉強ができるという意味での頭の良さ(IQ)だけでなく、EQが大切だと言われています。

EQとは、“心の知能指数”のこと。自分と価値観や立場が異なる人の気持ちを理解し、うまくコミュニケーションをとる能力を図る指数です。

Business Insider Japanの記事を参考に、少しでもEQを高めるよう訓練してみましょう!

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まずは、自分自身を知ること

最初のステップとしては、自分自身と向き合い感情の源を掘り下げる努力をしましょう

よく知っているようで、じつは全然理解できていなかったことに気づくかもしれません。

・自分に対する「批評家」を見つけよう —— あなたのいいところも悪いところも、ざっくばらんに指摘してくれる信頼できる人に意見をもらおう
・何が自分の怒りを爆発させるかを知ろう —— それが分からないままだと、同じことの繰り返しに
・自分の強みと限界を知ろう —— 自分を理解することで、その能力を生かし、必要なときには周りに頼ることができる
「Business Insider Japan」より引用

他人のことはよく見えるのに、自分のこととなると冷静に事実を見ることができないもの。なので、厳しいことを言ってくれる第三者は貴重な存在です。“裸の王様”にならないためには、指摘されてもムッとせずに逆に感謝する姿勢が大切なのでしょう(難しいですけどね……)。

人の心を知るにはどうする?

次に、自分と異なる立場の人の気持ちを理解する練習です。自分と立場や価値観が同じ人ばかりとつるんでいるのはラクですが、それではものの見方や考え方が凝り固まってしまいます。色々な人と交流するようにした方が、柔軟な心を育めそう

・必ずしも自分と意見が同じでない人に囲まれよう —— 会話を通じて、異なる物の見方を学ぼう
・他人の視点から物事を見てみよう —— 特にリーダーとしての役割を求められている場合、相手の気持ちになって考えてみることは大事
・相手が嘘をついたとき、どうして嘘をついたのかその理由や背景を考えてみよう

・相手の気持ちを直接聞いてみよう
・感情的になり過ぎず、相手に共感することを学ぼう —— 相手への共感は、EQの重要な構成要素の1つだ
・フィクションを読もう —— 登場人物に感情移入する体験を通じて、実生活でも他者への共感力がアップする
「Business Insider Japan」より引用

一見不条理に見える言動や行動でも、その人にはそれを選ぶ理由があります。正しいかどうかでジャッジする前に、「なぜこの人はこんな行動をとるのか」を考える習慣を身につけましょう。そういう意味では、登場人物の心理描写が見事な名作文学も役に立ちそうです。

心理学者らによると、EQを上げるのは決して簡単ではないそうです。しかし、「どうせ生まれつきのもの」と諦めるのが一番よくありません。

他の方法が気になる方は、こちらをチェックしてみてくださいね!

Business Insider Japan

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Image via GettyImages

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吉野潤子
ライター・英語翻訳者。社内資料やニュースなどの翻訳者を経て、最近はWebライターとしても活動中。歴史、読書が好きです。

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