「話が上手だね」 「プレゼンスキル高いよね」
説得力がある話術だと褒められて嬉しくない人はいないでしょう。ビジネススキルを認められたとなれば、なおさらです。
話す力をビジネスに生かしている人は、どのような工夫をしているのでしょうか?
ニューヨークのコメディアン、ジェフ・シマーモンさんが語る「話し上手になる方法」のエッセンスを、ライフハッカー(日本版)の記事からご紹介します。ビジネスの現場で生きる話術を身に付けるために最適な、話し方のコツです。
5つのポイントを意識するだけ!
シマーモンさんは実体験から、以下の5つを話術のコツとして紹介しています。
1. 天気の話から始めない
2. ストーリーの始まりと終わりをはっきりさせる
3. 対話を表現するときは「言いました」以外の動詞を使わない
4. インターネット言語を使用しない
5. 「突然」とか「蜂の巣をつついたような騒ぎ」などの決まり文句を使わない
ライフハッカー(日本版)より引用
「3. 対話を表現するときは『言いました』以外の動詞を使わない」は、意味が分かりづらいかもしれません。会話を表現する際の語尾を過剰にしないという意味です。
つまり、どういうこと?
例えば、新システム導入をする際の会話を想像してみましょう。
- 使い勝手はどうですかと担当者は作業担当者にささやきました
- 仕事が速くなったと歓声を上げました
- 担当者は良かったと大声で叫びました
「ささやく」「歓声を上げる」「大声で叫ぶ」こういった表現は避けるべきです。
- 担当者は作業者に使い勝手はどうですかと言いました
- 作業者は仕事が順調に進むと嬉しそうに言いました
- 担当者はそれは良かったと喜々として言いました
過剰な表現を避け、聞き手の想像力を刺激して、臨場感を出しましょう。
普段から意識してみよう
プレゼンの技術や営業などに生きる会話のスキルは、5つのポイントを意識するだけで、大きく向上していきます。
考えなしにペラペラと喋るだけが話術ではありません。話のコツを理解し、わずかな演技を付け足すだけで、聞き手は良い印象を持つようになります。
会話や発表をする際には、5つのコツを意識してみましょう。
Image via Shutterstock

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