日頃、管理職が負担に思っていることって何でしょう?
ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社が実施した「管理職の業務負担実態調査」によると、管理職が負担に感じていることの1位は、「管轄部門・チームの生産性向上」であるということがわかりました。
その数、739人中の43%。
実に半数近くが結果ヘのコミットに負担感を感じているということになります。
次いで「従業員の成績向上(ベテラン社員)」(32%)。若い社員よりもベテラン社員の成績向上に手こずっていることが分かります。
「多様化する働き方・社員への対応」(24%)。リモートワークや時短勤務など、新しい働き方へどう対応していいのか、多くの管理職が悩んでいるようです。
さらに全体の3割近くはこれらのミッションを複数同時に求められているという回答も。負担感が増すのもうなずけますね。
では、どうすれば負担が減るの?
会社に求める解決策やサポートを聞いてみました。
人員の増加(即戦力人材の中途採用)……41%
業務管理システムの導入(生産性・パフォーマンス分析)……26%
人員の増加(ポテンシャル人材の中途採用)……24%
と、とにかく生産性向上に即効性を求める管理職が多いよう。
反面「管理職への残業代支給」(10%)、「管理職の残業規制」(7%)など、自身の待遇に関する項目は低く、それだけ状況に「待ったなし」の緊迫感があるとも言えそうです。
そもそも、なぜそこまで負担感が増えている?
従来、管理職に求められていたのはマネジメント力でした。予算を管理し人員を最適化し、プロジェクトをつつがなく完了させることが最大のミッションだったのです。
けれども現在求められているのは、マネジメント力だけでなく、リーダーシップ力も必要に。
これを理解できていないと、きちんと頑張っているのに評価されない、結果が出ない、ということになるようです。
管理するだけでなく、先頭に立ち結果を出すリーダーへと、求められることが大きくシフトしている今。
あなたはこのシフトにきちんと対応できているでしょうか。
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