1. Home
  2. キャリア
  3. 管理職のみなさんが、負担に感じていることは?

管理職のみなさんが、負担に感じていることは?

shutterstock_1091971877

日頃、管理職が負担に思っていることって何でしょう?

ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社が実施した「管理職の業務負担実態調査」によると、管理職が負担に感じていることの1位は、「管轄部門・チームの生産性向上」であるということがわかりました。

その数、739人中の43%

実に半数近くが結果ヘのコミットに負担感を感じているということになります。

lifehack_main

次いで「従業員の成績向上(ベテラン社員)」(32%)。若い社員よりもベテラン社員の成績向上に手こずっていることが分かります。

「多様化する働き方・社員への対応」(24%)。リモートワークや時短勤務など、新しい働き方へどう対応していいのか、多くの管理職が悩んでいるようです。

さらに全体の3割近くはこれらのミッションを複数同時に求められているという回答も。負担感が増すのもうなずけますね。

では、どうすれば負担が減るの?

会社に求める解決策やサポートを聞いてみました。

人員の増加(即戦力人材の中途採用)……41%
業務管理システムの導入(生産性・パフォーマンス分析)……26%
人員の増加(ポテンシャル人材の中途採用)……24%

と、とにかく生産性向上に即効性を求める管理職が多いよう。

反面「管理職への残業代支給」(10%)、「管理職の残業規制」(7%)など、自身の待遇に関する項目は低く、それだけ状況に「待ったなし」の緊迫感があるとも言えそうです。

そもそも、なぜそこまで負担感が増えている?

従来、管理職に求められていたのはマネジメント力でした。予算を管理し人員を最適化し、プロジェクトをつつがなく完了させることが最大のミッションだったのです。

けれども現在求められているのは、マネジメント力だけでなく、リーダーシップ力も必要に。

これを理解できていないと、きちんと頑張っているのに評価されない、結果が出ない、ということになるようです。

管理するだけでなく、先頭に立ち結果を出すリーダーへと、求められることが大きくシフトしている今。

あなたはこのシフトにきちんと対応できているでしょうか。

ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社

*こちらもおすすめ

上司は漫画を読んでいる。でもいつ、どこで?

漫画を読む頻度が最も高く、読む時間が長い女性は、なんと幹部・経営層に多い、という驚きのリサーチ結果が届きました。みんな、いつ、何を読んでいるの?

https://www.cafeglobe.com/2018/07/manga.html

副業でもっと稼ぎたい? このスキルがあなたを後押しする

副業を解禁する企業が増えてきたといいますが、実際のところは? 実態調査で意外な結果が見えてきました。

https://www.cafeglobe.com/2018/06/side_business.html

  • facebook
  • X
小林聖
インターネット黎明期よりIT業界にてさまざまな業務に関わる。多くのWEBメディアや携帯サイトのコンテンツ制作を経験したことから、ライターに。 過去にオランダに四年、香港に三年半生活。現地ローカル企業での就職もあり、さまざまな文化に触れた経験を生かしてグルメや旅、ラグジュアリーホテルなどの記事を担当。 プライベートはむしろアナログを好み、漫画より小説、テレビより映画を偏愛。また普段から着物を愛好し、普段着物研究家を自称。日常で着物を着る人を増やしたいと、ブログでの情報発信や普及活動も行っている。 http://www.daily-kimono.tokyo/

    おすすめ

    powered byCXENSE

    JOIN US

    MASHING UP会員になると

    Mail Magazine

    新着記事をお届けするほか、

    会員限定のイベント割引チケットのご案内も。

    Well-being Forum

    DE&I、ESGの動向をキャッチアップできるオリジナル動画コンテンツ、

    オンラインサロン・セミナーなど、様々な学びの場を提供します。