暑い夏、忙しい日常で、さくっと栄養補給ができる時短の代表格メニュー「みそ汁」。
そんな「みそ汁」に、さらなるちょっとした工夫を加えることで、大病予防や長生きにつながると、腸のスペシャリストである順天堂大学医学部の小林弘幸教授が語っています。
りんご酢と玉ねぎを入れちゃうの!?
小林先生は、自律神経研究の第一人者。自律神経を健康食で整えることで、ガンや糖尿病などを予防するユニークな長寿法を提案しています。
著書の『医者が考案した「長生きみそ汁」』(アスコム)には、その秘策が書かれています。
試行錯誤の末ようやくたどり着いたのがこの「長生きみそ汁」でした。
いつもあなたが飲んでいるみそ汁と、「長生きみそ汁」はどこが違うのか。基本の素材から見直したのが、この「長生きみそ汁」なのです。① 抗酸化力を高めるメラノイジンが豊富な赤みそ
② ストレス抑制効果のあるGABAが含まれた白みそ
③ 解毒効果抜群のアリシン、ケルセチンが豊富なおろし玉ねぎ
④塩分排出効果のあるカリウムが含まれたりんご酢この4つの素材を組み合わせて冷凍した「長生きみそ玉」を使い、みそ汁を飲んでください。一日一杯で十分です。
p.7より引用
4つの食材を混ぜ合わせた「みそ玉」を冷凍しておけば、時間がないときでも手軽にみそ汁を作ることができてよいですね。
具には、定番の豆腐やネギ以外にも、ズッキーニとミニトマトでイタリア風にしたり、豚肉とパクチーを入れてアジア風にしても美味しく仕上がるそう。
まさに効能も味も進化したみそ汁です。
調子あがらない日に作ってみようかな!
もちろん長寿だけではなく、この「長生きみそ汁」には、女性ならではの不調改善にも役立つ力があるのだとか。
「長生きみそ汁」に含まれる白みそのGABA、赤みそのメラノイジン、玉ねぎのケルセチン、りんご酢のリンゴポリフェノールは、自律神経のバランスを整えるのに非常に効果的です。自律神経のバランスが整えば、多少のストレスを感じてもホルモンバランスが崩れることなく、生理不順やひどい生理痛なども次第にやわらいでいくでしょう。
p.55より引用
生理の痛みや、更年期ならではの不調が、毎日の一杯でゆるやかになるのであれば、ぜひ試してみたいところです。
この本には、26種類のアレンジみそ汁や、長生きみそを使ったおかずレシピを紹介。
「ゴーヤとパプリカのスパイスみそ汁」「とろっとかぼちゃと豚ひき肉みそ汁」など、夏バテを感じた日にも試してみたくものばかりです。
医者が考案した「長生きみそ汁」
著者:小林弘幸(順天堂大学医学部教授)
発行:アスコム
定価:1,300円
Image via Gettyimages
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