会社で座っているそのイス、自分で選んだものですか?
会社員の9割が「自分のイスを自分で選べない」
コクヨ株式会社が会社員、経営者・役員1200名を対象に実施した「オフィスチェアーに関する調査」によると、会社員の9割近くが「仕事で座るイスを自分で選ぶことができない」ことがわかりました。
さらには、「就業中に座っているイスは自分の働き方に合っている」という問いには、経営者・役員は2/3が「合っている」と答えているのに、会社員は「合っていない」と答えた人が半数近くおり、毎日使うものであるにかかわらず、我慢してしまう人も多いようです。
あなたの働き方に合うイスのタイプは?
オフィスチェアーといっても様々なタイプがあります。あなたの働き方や日頃のクセに合うのは、どんなタイプのイスでしょう?
タイプ1:長時間座っていることが多く、姿勢が固まりがち
可動域が広く、座りながらも体が動かせるイスがおすすめです。
背もたれのリクライニングなどを利用して、体を意識的に動かせるイスなら、姿勢が固定化するのを防ぐことができます。とくに、背もたれが柔軟にたわむチルト構造を備えているイスは、さらに自由度が高まります。
タイプ2:上半身を前傾させることが多い
いわゆる猫背など、姿勢乱れの悩みがある方には、座面を前傾させて前傾姿勢をサポートしてくれるタイプがおすすめです。例えば、座面が360度自在に動くようなイスなら、上半身を自由に動かすことができ、姿勢の硬直化を避けることができます。
タイプ3:イスに座ることができる時間は短いから、イスでは休息したい
普段は営業などで歩き回っていることが多く、イス=休憩と思いがちなタイプ。
そんな人には、背もたれが後ろに倒れ、休息姿勢もとれるイスがおすすめです。背もたれが高く、さらにヘッドレストがついていれば、よりゆったりと休息することが可能になります。
タイプ4:つねに創造的なアウトプットを求められる
集中を妨げないよう、ヘッドレストで後方の視界を遮ることのできるイスがベスト。後方の視界を遮ることで、体や脳をリラックスさせることができるので、よりクリエティブな作業に集中できます。
タイプ5:とにかく自分仕様に調整するのが好き
背もたれのリクライニング固さ、肘の上下昇降、座面の奥行、腰部をサポートする機構など様々な調整機能が備わっているだけでなく、エアーやワイヤーなどをつかって腰部のサポート感まで調整できるイスもあります。そんなイスなら、すべてを自分好みにして快適な環境を手に入れることができます。
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毎日使うオフィスチェアーだからこそ、快適なものを選びたいですね。
イスの見直しは、仕事環境が格段に快適になるだけでなく、身体の不調の改善にもつながるかもしれません。
[コクヨ株式会社]Image via Getty Images

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