採用において遠隔面接を活用する企業も徐々に増えてきています。
ディップ株式会社が実施した「はたらこねっとユーザーアンケート 遠隔面接について」で、実際に「遠隔面接」を受けた人がどのくらいいるのか、受けた理由やメリット・デメリットについても調べてみました。
受けてみたい? 賛否は、ほぼ半々
遠隔面接を受けたことがあるかどうか聞いたところ、1445人のうち「受けたことがある」人は18%(約260人)。
一方「受けてみたいと思う」が53%、「受けてみたいと思わない」44%となり、賛否がほぼ半々の結果です。
受けてみたい理由としては、「交通費がかからずに済むから」 「効率的に就職活動ができるから」。受けてみたいと思わない理由は、「直接会って話がしたいから」「会社の様子など自分の目で確かめたいから」。
時間や経済的な効率をとるのか、それともやはり自分の目で確かめたいと思うかで、意見がわかれるようですね。
遠隔面接を受けてみたい理由
交通費がかからずに済むから……23%
効率的に就職活動ができるから……19%
外出をせずに済むから……17%
気軽に面接ができるから……13%
アンケート結果上位4位のみ抽出
遠隔面接を受けてみたいと思わない理由
直接会って話がしたいから……19%
会社の様子など自分の目で確かめたいから……18%
慣れない方法で不安を感じるから……17%
自宅などプライベートな空間が画面に映るのが嫌だから……12%
アンケート結果上位4位のみ抽出
実際に遠隔面接を受けた人に聞いてみると、受けてみたい理由のトップでもある「交通費がかからずに済むと思ったから」と同じく「応募先企業が遠隔面接しか実施していなかったから」という理由も多かったようです。
前向きな声に対し、不安や懸念の声もあり
便利で効率的といった時間的な部分や「気軽に応募できる」「リラックスして受けられる」といった気持ちのプラス材料がある半面、面接官と直接会えないことによる「お互いの本当の魅力や良さがわからないのでは」「直接面接との違いが雇用サイドでどのように違うのかわからない」といった不安や懸念の声もあり、遠隔面接を導入するためには、まだまだ考えなければいけない面もありそうですね。
効率を重視した面接と、直接会って話すリアルな面接。あなたなら、どちらをとりますか。
Image via Getty Images

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