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「直島」をアートの聖地に変えたプロジェクトリーダーの仕事

naoshima

現代アート好きにとって直島は、一度は行ってみたい聖地といっても過言ではなさそうです。いまや、国内のみならず海外からも観光客がこぞって訪れる場所・直島。

その誕生に関わった一人の進行役から学ぶ、プロジェクト成功の秘訣をご紹介します。

直島をつくった男の仕事術

「ベネッセアートサイト直島」と呼ばれるアートプロジェクトの主担当として、さまざまなアーティストとプロジェクトを進行してきた著者の秋元雄史。『直島誕生』 には、実際にどうやってプロジェクトが始まり、動いていったのか詳細に記されています。

27年前に著者が関わることになった直島の仕事は、どんなプロセスを辿りつつ進んでいったのか。折に触れて聞かれることが多くなり、一冊の本としてまとめるに至ったのだといいます。

直島は、瀬戸内海に浮かぶ人口3000人ほどの小さな島のことをいいます。本州の岡山県と四国の香川県の間に位置する島で、現在は年間で約72万人もの観光客が押し寄せています。

今や、現代アートがひしめき、国内有数の観光地となった直島ですが、プロジェクトが始まる前は、他の多くの島と同様に過疎化と高齢化に悩みつつ、一方ではのんびりと、のどかなエリアだったそうです。

フリーランスから一転。激動のキャリア

その直島を一変させたのは、ベネッセと福武財団が中心となってスタートした直島プロジェクト創業者一族の福武家に、建築家の安藤忠雄氏草間彌生氏などといった類い稀な芸術家たちが関わり、進められてきたこの活動。要員としてプロジェクトに関わった著者は、進行の要に。

もともとは現代アート作家であり、アート関係の記事を手がけるライターであった著者。

芸大卒業後からフリーランスとして35歳まで過ごしていたころ、ベネッセが打った直島プロジェクトに関わる社員募集に即応募。生まれて初めての会社員生活を、岡山の地でスタートすることになります。

慣れない会社員生活のセオリーに四苦八苦しながらも、古民家を丸ごと作品化した「家プロジェクト」前代未聞の「地中美術館」など、直島の象徴になった現代アートの展示を次々に手がけていきます。

現代アートの力をどこまでも信じ、直島に必要であると信じて疑わなかった著者。途方も無いプロジェクト成功の秘訣は、先に立つ者の信念と覚悟が根底にあるといえそうです。

直島誕生

著者:秋元雄史
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
定価:1,600円(税別)


ナカセコ エミコ

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