1. Home
  2. キャリア
  3. 新卒の約6割が入社を後悔してる。それは一体なぜ?

新卒の約6割が入社を後悔してる。それは一体なぜ?

shutterstock_1037291551

今春入社した新入社員にも、ようやく一人前の仕事を任せられるようになってきた。

が、しかし……

なんと約6割の新卒がすでに入社を後悔していることが、とある調査で分かりました!

わずか1か月で約3割が退職

就職支援サービス「ハタラクティブ」による、2018年に新卒として入社した110名を対象とした意識調査によると、入社して間もないのにも関わらず、 後悔している人は半数以上。そして、すでに退職している人については、約88%が入社から3か月以内に退職を決めており、約1か月で退職済みの人も約3割もいたということです。

入社を後悔している理由は、「入社前の情報収集が足りなかった」(31.3%)、「やりたいことが明確にならないまま入社をしてしまった」(21.6%)、「最初に内定が出た理由で入社をしてしまった」(20.9%)がほぼ同じ結果になっています。“就職”自体が目的化して、入社後のイメージができていなかったことが後悔につながっているのかもしれません。

せっかく配属された新人がすぐにやめてしまっては、会社も現場も痛手です。

社内では相談しない新卒たち

つぎに、退職や転職をする際の相談相手について聞きました。

すると、34.2%が両親と回答。次に多かったのは友人の26.6%という結果に。

同じ職場の人に相談するという人は12.6%と低く、直属の上司や同僚に、自分が感じた違和感を伝えられない姿が浮かび上がります。

新しい環境に馴染むのは、新卒に限らず、経験を積んだミドルやシニアであっても時間がかかるもの。小さな違和感が大きな悩みに成長してしまう前に、なんとかしたいですね。

雑談からでもいい、気楽にコミュニケーションを

個人の経験ですが、転職したばかりの時は、ちょっとした雑談をふってもらえるだけでも話しやすさが変わったものです。逆に、最初にうまく会話の糸口がつかめないと、業務に必要なことであっても声をかけづらく、結果的に仕事の支障が出てしまいがちに。

話しかけても大丈夫と感じてもらえれば、なにかあったときに打ち明けてくれる可能性だって高まります。

せっかく育てたのに離職してしまった、という残念な結果にならないように、まずは自分から働きかけることも試してみましょう。

ハタラクティブ]Image via Shutterstock

新卒とココが違う。キャリア転職で知っておくべき面接マナー

新卒の面接と違って、アラフォーの転職面接では何を気をつければよいのでしょうか。キャリアコーチとしてアメリカで知られるフォード・R・マイヤーズ氏の、第...

https://www.cafeglobe.com/2018/02/tips-1.html?test2018_01

MASHING UP(マッシングアップ)/キャリアアップに我慢はつきもの? 大企業の女性管理職に聞きました

若い女性層の管理職離れが進む今、わざわざ管理職の道を選ぶ理由はなんでしょう? 大企業で管理職として働く3名の方にキャリアアップのために知っておくべき...

https://www.cafeglobe.com/2018/04/mu_careerup.html?test2018_01

  • facebook
  • twitter
小林聖
インターネット黎明期よりIT業界にてさまざまな業務に関わる。多くのWEBメディアや携帯サイトのコンテンツ制作を経験したことから、ライターに。 過去にオランダに四年、香港に三年半生活。現地ローカル企業での就職もあり、さまざまな文化に触れた経験を生かしてグルメや旅、ラグジュアリーホテルなどの記事を担当。 プライベートはむしろアナログを好み、漫画より小説、テレビより映画を偏愛。また普段から着物を愛好し、普段着物研究家を自称。日常で着物を着る人を増やしたいと、ブログでの情報発信や普及活動も行っている。 http://www.daily-kimono.tokyo/

    おすすめ

    powered byCXENSE

    JOIN US

    MASHING UP会員になると

    Mail Magazine

    新着記事をお届けするほか、

    会員限定のイベント割引チケットのご案内も。

    Well-being Forum

    DE&I、ESGの動向をキャッチアップできるオリジナル動画コンテンツ、

    オンラインサロン・セミナーなど、様々な学びの場を提供します。