今春入社した新入社員にも、ようやく一人前の仕事を任せられるようになってきた。
が、しかし……
なんと約6割の新卒がすでに入社を後悔していることが、とある調査で分かりました!
わずか1か月で約3割が退職
就職支援サービス「ハタラクティブ」による、2018年に新卒として入社した110名を対象とした意識調査によると、入社して間もないのにも関わらず、 後悔している人は半数以上。そして、すでに退職している人については、約88%が入社から3か月以内に退職を決めており、約1か月で退職済みの人も約3割もいたということです。
入社を後悔している理由は、「入社前の情報収集が足りなかった」(31.3%)、「やりたいことが明確にならないまま入社をしてしまった」(21.6%)、「最初に内定が出た理由で入社をしてしまった」(20.9%)がほぼ同じ結果になっています。“就職”自体が目的化して、入社後のイメージができていなかったことが後悔につながっているのかもしれません。
せっかく配属された新人がすぐにやめてしまっては、会社も現場も痛手です。
社内では相談しない新卒たち
つぎに、退職や転職をする際の相談相手について聞きました。
すると、34.2%が両親と回答。次に多かったのは友人の26.6%という結果に。
同じ職場の人に相談するという人は12.6%と低く、直属の上司や同僚に、自分が感じた違和感を伝えられない姿が浮かび上がります。
新しい環境に馴染むのは、新卒に限らず、経験を積んだミドルやシニアであっても時間がかかるもの。小さな違和感が大きな悩みに成長してしまう前に、なんとかしたいですね。
雑談からでもいい、気楽にコミュニケーションを
個人の経験ですが、転職したばかりの時は、ちょっとした雑談をふってもらえるだけでも話しやすさが変わったものです。逆に、最初にうまく会話の糸口がつかめないと、業務に必要なことであっても声をかけづらく、結果的に仕事の支障が出てしまいがちに。
話しかけても大丈夫と感じてもらえれば、なにかあったときに打ち明けてくれる可能性だって高まります。
せっかく育てたのに離職してしまった、という残念な結果にならないように、まずは自分から働きかけることも試してみましょう。
[ハタラクティブ]Image via Shutterstock

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