そう遠くない将来、多くの業務がAIやロボットに取って代わられるといわれています。株式会社ROBOT PAYMENTが東京都在住の会社経営者や経理・財務系社員を対象に実施した「業務効率化に関する意識調査」によると、ロボットに代行してほしい業務のトップは「データ入力」なのだそうです。
イメージほどは進んでいない"働き方改革"
他にも「伝票の起票・整理」や「取引先からの入金確認」など、自動化できる単純作業は確かに以前より数多く存在します。
"働き方改革"が叫ばれるようになって久しく、そのような業務の効率化はとっくに対応されているようにも思えますが、調査によると半数近くが「行われていない」と回答しています。ちょっと意外な結果です。
ロボットやAIはこれからが本番
では反対に、残りの約半数の「業務が効率的に行われている」という実感を持つ人は、具体的にどのような方法を実施したのでしょう。「業務内容の見直し」が最も多く、次いで「OA機器の導入」「システムやツールの導入」と続きます。思ったよりもベーシックな手段にとどまっており、“働き方改革”という言葉でイメージされるようなビッグチェンジはまだまだこれから、というのがリアルなところのようです。
ニュースや雑誌のビジネス記事では、最先端の事例なども最近よく目にするようになりましたが、リアルなビジネスシーンでの改革はまだまだこれからのよう。たとえ、自分の身の回りではまだまだ進んでいない……と感じていても、焦る必要はなさそうです。
少しずつ変わる時代を楽しもう
とはいえ、AIやロボットが当たり前に業務を手伝ってくれる時代はもうすぐそこ。映画や漫画の中にみるような完全自動化の世界はまだまだ遠くても、少しずつ便利になっていくこの時代を楽しみたいですね。
だけど、もし、ロボットに「今」仕事を手伝ってもらえるなら。
あなたなら、まずはなにをしてもらいたいですか?

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