急激な働き方改革に伴う、AIの導入。優秀な人ほど、これまで通りではマズイという肌感覚、身に染みて感じられていることでしょう。
そんな方に、軸足を変えずに小さく始める新しい動き方をご紹介します。
「小さく」始めるという提案
IDEEで新規出店を手がけ、現在はグッドモーニンクズという会社を運営している水代優氏。
丸の内や日本橋をはじめ、全国各地で「場づくり」を行なっている人物です。具体的には、イベントプロデュースやカフェ運営、地域・企業のPRなど、人と場をつなぐ仕事をしています。
著書『スモール・スタート』 では、小さく始める・動く働き方について、さまざまな角度から言及しています。
生涯、ひとつの会社だけで正社員として働く人の比率は、現状でもかなり減りつつあります。5年後、10年後にも、今と同じ会社で同じ仕事を続けていられる人は、ごく限られてくることでしょう。
「このままこの会社でこの仕事を続けるのは難しい」という予感を抱く人が多い傾向は、サードプレイスやコミュニティへの関心の高まりからもうかがえます。しかし、これまでの習慣や考え方をガラリと変えることは、意外と難しいものです。
そこで「小さく」始めるという提案。「小さく」とは、まず「動く」ということ。軸足は現在の場所に置いたまま、もう片方の足をいろいろなところに伸ばしてみることで、新天地が見えてきます。
では、何を「小さく」始める?
何をやるかを明確にするには、どこでやるかを先に決めてもいいと著者はいいます。コミュニティを作り、アイデアをつないでいくために、自分の理念や感覚にあった場所を選んでいくという考え方です。
何かをやりたいけれどもハッキリ決められない人は、始める場所を先に決めていくのも一つの手であるといえるでしょう。
コツは、「世界平和のため」という大きな理念をベースにすること。人は自分のためだと思うと心が折れてしまうこともあるけれど、誰かのためにと思えば頑張れる。
好きな場所で、世のため人のために、何かを新しく小さくスタートする。考えただけでワクワクしてきます。
スモール・スタート
著者:水代優
発行:KADOKAWA
定価:1,400円(税別)
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