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場を読むには、想像力を働かせること
「場を読む力」は、努力次第でどんどん鍛えることができるのです。
「あの人にはどんな方法なら喜んでもらえるだろうか」
「このお客様には、こんなサービスが喜ばれるかもしれない」
そんなことを日々考える中で、場を読む力が磨かれるのです。
——高野登
生身の人間を相手にするコミュニケーションには、完璧なマニュアルや正解がありません。
他の人には喜んでもらえた行動が、別の人には嫌がられたりすることも。また、同じ人が相手であっても、時と状況によって行動の結果は変わってきます。
明確な答えがないからこそ、コミュニケーションでは常に想像力を働かせて相手を思いやることが大切です。
小さな積み重ねが、大きな武器になる
前リッツ・カールトン日本支社長、高野登さんも著書の中で「想像力が大切」だと繰り返し述べています。他に大切なのは、「ルールにとらわれすぎないこと」「自分ではなく相手の心に集中すること」。
そして、今後AI(人工知能)に仕事を奪われないためには、このようなソフトなスキルこそ磨いておくべきだという意見もあります。
毎日のコミュニケーションの中で、できる限り想像力を働かせるようにしてみましょう。その小さな積み重ねが、いつか大きな武器になるでしょう。
[高野登『リッツ・カールトン 一瞬で心が通う言葉がけの習慣』(日本実業出版社)]
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吉野潤子
ライター・英語翻訳者。社内資料やニュースなどの翻訳者を経て、最近はWebライターとしても活動中。歴史、読書が好きです。
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