組織の一員として、仲間として、家族として、パートナーとして、友人として。わたしたちは日々いろいろな役割を果たしながら生きています。
すると、いつの間にか「自分」の意思や気持ちが置き去りになっていることも。一度しかない人生、ほかの誰でもない「自分」が納得する生き方をするにはどうしたらいいのでしょうか?
今年の2月に開催したダイバーシティをテーマにしたカンファレンス「MASHING UP」の第一回。登壇者たちの言葉に、そのヒントが隠されていました。
自分のプロとして、自分を生きる
「枠を考えずに、ワクワクを考えましょう」
そう語ったのは、ユニリーバ・ジャパンの島田由香さん。
男だから、女だから、という枠。◯歳だから、という枠。会社員だから、フリーランスだから、という枠。無意識のうちに自分に当てはめられたたくさんの「枠」を、一度すべて取り外してみる。
その状態で自分が「ワクワクすること」を考えてみると、新しい一歩を踏み出せるかもしれません。
「基本的に、男とか女とかどうでもいい。あなたがあなたであることが大事。自分って自分のプロでしょ。やりたいようにやればいい」と島田さん。
何かのプロである前に、自分のプロ。そう思うと、より誇りを持って自分の人生を歩んでいけそうです。
“おっさん”を見習って自意識を手放す
「おっさんもおばさんも割と考えずに、ものを言ったりするじゃない。それって、めんどくさい自意識から突然解放される、みたいな」
自分がそうできていることに気づいたときに、「なんてすてきな解放なんだ」と思ったという、黒鳥社の若林恵さん。
「こんなことを言ったらかっこ悪いかも」「恥ずかしい姿は見せたくない」という自意識。これを乗り越えられたら、思うままに発言ができて、仕事もプライベートも、今とは違うものになっているかもしれません。
若林さんが語る“おっさん”や“おばさん”は、どこか自由で生き生きとしているイメージ。過剰な自意識を捨てて、軽やかに生きていければ、より人生を謳歌できるのではないでしょうか。
名言、vol.2 でも飛び出します
島田由香さんと若林恵さんは、2018年11月29日と30日に行われる「MASHING UP」の第二弾にも登壇します。
島田由香さん(左)、若林恵さん(右)。
島田さんが参加するのは、トークセッション「女性リーダーの企業内サバイバル論」(11月30日 16:25〜17:05)。管理職のサバイバル術を伊藤かつらさん(日本マイクロソフト)、竹下隆一郎さん(ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン)、南里彩子さん(三菱UFJフィナンシャルグループ)とともに語ります。
若林さんは、同じく11月30日、14:55〜15:35予定の「アンコンシャス・バイアスを考える」に。平山潤さん(HEAPS.)、星加良司さん(東京大学准教授)とともに、人間だれしも無意識のうちに持っているバイアスについて掘り下げます。
今回も、わたしたちの背中を押してくれる力強い言葉が飛び出しそう。ユーモアもたっぷりのお二人のトーク。ぜひ、ライブでお聞きください。
「女性リーダーの企業内サバイバル論」
日時:2018年11月30日(金)16:25〜17:05
会場:トランクホテル 1F ONDEN(東京都渋谷区神宮前5-31)
「アンコンシャス・バイアスを考える」
日時:2018年11月30日(金)14:55〜15:35
会場:トランクホテル 2F MORI(東京都渋谷区神宮前5-31)
異なる業種・国籍・性別・分野のひとびとが出会い、いくつもの化学反応を生み出すビジネスカンファレンスMASHING UP。800人を動員し、大好評のうちに幕を閉じた第1弾につづき、11月29日・30日に第2弾を開催します。魅力的なスピーカー陣による熱いセッションが目白押しです。
Image via Getty Images
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