日曜の夕方や夜に、翌日から始まる新しい一週間を思って憂鬱になってしまう「サザエさん症候群」。
実はこちら、アメリカでも「Sunday Scaries(サンデースケアリース)」、「Sunday blues(サンデーブルース)」と呼ばれるメジャーな症状で、米国求人サイト「Monster」の調査によると約76%のアメリカ人が「非常に重い」症状があると回答しています。
日本では軽視しがちな症状ですが、人によっては胃痛や頭痛など身体に症状が出る場合もあるとか。
そこで気分を明るくしてくれる対処法を、NBCニュースの記事を参考に考えてみましょう。
日曜夜の憂鬱に効果的な対処法4つ
1.睡眠を軸にスケジュールをルーティン化する
週末はつい夜更かししがちですが、睡眠不足は不安症状を悪化させます。そこで、日曜日は早めに就寝できるよう、スケジュールをある程度ルーティン化させるとよいようです。
新聞を読む、友達とブランチする、22時にはベッドに入る、など、負担にならないタスクを3つほど自分に課すのもよい方法。ぼんやり過ごす時間を少なくすれば、必要以上に仕事のことを考えてメランコリックになることも防げるはずです。
忙しい人の方が暇な人よりも不幸を感じにくいという研究結果もあるように、日曜を生産的に過ごせば充実感とともに月曜を迎えることができそうです。
2.デジタルデトックスをして、ワークアウトを
スマホがあれば24時間週7日、毎日仕事をすることが可能。ですが、それが常態化すると週末モードに切り替えることが難しくなり、ストレスは溜まるばかりです。
そこで思い切って、デジタルデトックスを。
日曜日はスマートフォンを含む仕事に通じるすべてのガジェットの電源を切り、ヨガやワークアウトを。また友達と出かけて音楽を聴いたり楽しいことをするのも不安を和らげるのに効果的です。
3.カフェインやアルコールを避ける
日曜の朝はゆっくりコーヒーを楽しみたいところですが、カフェインには不安を増加させる作用があるとも言われています。
また、アルコールは気分を低下させたり、睡眠を妨げることも。
そこで朝はカモミールティや、蜂蜜、生姜、レモン入りのホットウォーター、外出先ではスパークリングウォーターを摂ることがおすすめです。
4.先のことを心配しすぎない
不安や憂鬱の主な原因はやっぱり仕事。ですが、月曜日に仕事で起こる“かもしれない”不安なできごとを心配せずに、日曜日はその瞬間にあることに集中しましょう。
それが、気持ち安らぐ日曜日を過ごすコツです。
なかなか、精神状態をコントロールするのは難しいもの。ですが、まずは休日のタイムスケジュールを立てるところから始めてみると、日曜の夜が少し楽になるかもしれません。
[MONSTER, BETTER, THE THIRTY, BRIT+CO]Image via Shutterstock
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