ストレス社会とも言われる現代。睡眠に悩む人はいっそう増加しているといわれています。
どうして不眠になるの?
原因はさまざまですが、その一つとして考えられているのが「睡眠」と「覚醒」のバランスの乱れ。眠りたいときに、何らかの理由で体を「覚醒」させる機能が「睡眠」を誘う機能よりも上回ってしまった場合、不眠になるという説があります。
アルコールに頼ると飲まないと眠れなくなるのでオススメしません。
“いつでも眠い”人が増えている
また、女性は女性ホルモンの関係で月経前にとても眠くなる時期があります。ですが、仕事や家事、育児をしなければいけないと、眠いのを我慢していつも通りの生活を送ってしまいがち。すると、不眠に対する耐性ができて、睡眠障害が起こってもそれを自覚しなくなるのだとか。
眠りたくても上手く眠れなくなったり、深く眠れず、体にだんだん疲労が溜まってしまいます。また、そんなときは、満たせない睡眠欲を「食欲」で満たそうとしてたくさん食べてしまいがち……。わたしもモデルの撮影で5時起きのときにかぎって、過食が止まらないことがあります。
まずは毎朝決まった時間に起床して、体にリズムを刻むべし
夕食は寝る3時間前までに。
では、どうしたらいいのか? まずは、同じ時間に起きることで一定のリズムを作ります。
寝る前のカフェインを控え、湯船に浸かって体を温めると体温が下がる時に自然と眠気がくるので、寝る時間にはこだわらなくても大丈夫。
“寝なきゃいけない”と思わずストレスを溜めないように! 気にしすぎもよくありません。
寝る前のヨガストレッチ
そして、激しい運動は体を目覚めさせるので寝る前はNG。かわりに前屈を多めに取り入れたヨガやストレッチで副交感神経を優位にしましょう。首の後ろを伸ばすのも自律神経を整えてくれるので快眠に繋がります。
眠るための環境を整える
スペイン・カダケスで訪れたサルバドール・ダリの寝室。
寝具も大きく影響します。朝起きたときに肩や首が凝っている人は、使っている枕が合っていない可能性が高いです。マットの硬さとの相性もあるので、猫背だと1㎝高い枕がいいなど自分の体型に合うものを選ぶこと。
これだけ住む国が変わる生活をしているわたしも、枕だけはこだわります。シーツをリネンに変えるだけでも寝心地が変わるので一新するのもおすすめです。
AVI(アヴィ)さん
モデル・ファッションイラストレーター。2016年より海外に拠点を移し、日本および海外で、雑誌、広告、CM、ファッションショーで活躍。全米ヨガアライアンス認定ヨガ講師『RYT500』やネイリスト資格なども取得し、マルチに活動する。
Instagram ID:avi__official
文/AVI
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