話題になっているものを体感できるというか、ちょっとした悪ノリというか。
そんなウェブサービスが、GIZMODO JAPANで紹介されています。その名も「Banksy Shredder(バンクシー・シュレッダー)」。
世界を「アッ!」と言わせた前代未聞の出来事
去る10月5日、イギリスのグラフィティー・アーティスト「banksy」の代表作の1つ『少女と風船』が、オークション・ハウスにて約1.5億円にて競り落とされた直後、額縁に仕掛けられたシュレッダーによって作品の下半分が裁断されてしまった!! という、あの出来事。
banksyにならって、破壊する衝動を体感
一連の出来事を踏まえて開発されたBanksy Shredderは、デジタル画像を裁断することができるウェブサービス。サイトにアクセスし、額縁をクリックして画像をアップロードすれば、画像をシュレッダーにかけ放題! (元のファイルが壊れることはないのでご安心を)。HTML、CSS、JSのコードが掲載されていて、好きなサイトに埋め込むことが可能になっています。
権威を嫌い、風刺作品を得意とするbanksyが、「もし自分の作品がオークションに出品されることがあったら……」と、いざという時のためにシュレッダーを仕込んでいたわけですが、識者によれば、作品が裁断された前代未聞の衝撃により、かえって作品価値が増したという見方もあるのだそう。
PCに保存していた画像データを裁断するだけでその価値が上がる……ことはないかもしれません。が、banksyがかの芸術家・ピカソの名言「破壊する衝動は創造的な衝動でもある」を引用しているように、破壊衝動が何か偉大なものを生み出す可能性はゼロではないはず。皆さん、まずは試しに、画像をシュレッダーにかけてみませんか。
[GIZMODO JAPAN, Instagram, HUFFPOST, Boing Boing via Banksy Shredder, Medium]Image via Banksy Shredder via Boing Boing
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