貯金が得意な人って、一体どんな特徴があるのでしょうか?
1. 感情的にお金を使わない
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「イライラするから、ストレス解消にパーッとお買い物!」という風に、感情的にお金を使うことはしないのが“貯まる人”です。
たいへんな倹約家としても有名な“世界最強の投資家”ウォーレン・バフェット氏は、いつも合理的なお金の使い方をすることで有名です。
最も重要なのは、気質である。そして、バフェットは、気質とは合理性だと考えている。合理性の要となるのは、目の前の現実を超えて、将来可能なシナリオを分析し、熟慮した上で選択にたどり着くことである。
『株で富を築くバフェットの法則』より引用
女性によくありがちなのは、化粧品やファッション小物のストレス買い。運動をする、ネコの動画を観るなどお金のかからない上手なストレス解消法をつくっておくと、感情的にお金を使うことが少なくなるでしょう。
2. これは! と思ったら妥協しない
感情的になって無駄なお金を使うことはしないけれど、理想通りのものが見つかったら高くてもポンッと買ってしまうのも貯金できる人の特徴です(ただし予算の範囲内で)。
前述のバフェット氏も、「これは!」というものに出会った時には、お金を惜しまないそうです。
最高のチャンスは滅多にやって来ないことをバフェットは理解している。だから、投資するかどうかの基準を高く設定し、最高のチャンスだけを狙い、そのときが来たら大きな金額を投資する。
『株で富を築くバフェットの法則』より引用
お気に入りのものが手元にあると、それを下回る品質のものは色あせて見えるようになり、あまり欲しくなくなるものです。その結果、お金が貯まるという仕組みです。
3. 自分の「お金の現状」を把握している
貯まる人は、自分のお金の現状をしっかりと把握しています。何にどれだけ使ったのか、そしてこれから何にどれだけかかるのかを理解し、「なんかわからないけれど、気づいたらお金が消えてた」ということがないようにしましょう。
全国のお金が貯まる人を調査してきたマネーライターの大上ミカさんの著書『収入が増えなくても貯蓄が2倍になる方法』でも、こう説明しています。
1000万円を貯めた人に、「1ヵ月の食費がいくらかわからない」という人は1人もいません。取材で家計について質問すると、家計簿や通帳を見なくても、生活費はもちろん、貯蓄がいくらあるかもスラスラ出てきます。
『収入が増えなくても貯蓄が2倍になる方法』より引用
仕事で忙しくて家計簿をつけるのがなかなか続けられない……という人は、クレジットカードや電子マネーを紐づけると自動で家計簿をつけてくれるアプリを活用してみるとよいかもしれません。
以上を参考に、さっそく“貯まる人”を目指してみましょう!
[ロバート・G・ハグストローム(著)/小野一郎(訳)『株で富を築くバフェットの法則』(ダイヤモンド社), 大上ミカ著『収入が増えなくても貯蓄が2倍になる方法』(星雲社)]
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