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生きづらさを感じている人は必見。『自分の「人間関係がうまくいかない」を治した精神科医の方法』

人間関係に関する「生きづらさ」という感覚。今の時代、まったく感じていない人の方が少ないのかもしれません。とはいえ、職場や仕事に関する「生きづらさ」は、自分だけではなく周囲にもさまざまな影響が出てしまうもの。少しでも対処法を知っておけたら安心です。

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西脇俊二著『自分の「人間関係がうまくいかない」を治した精神科医の方法』 には、満映している「生きづらさ」の解消法について書かれています。

テレビドラマの医療監修やメディア出演なども多数こなしているという著者の仕事は精神科医。「生きづらさ」とは無縁の経歴のように感じられますが、中学生のころから30代半ばまで、およそ20年以上もの間、もがき続けてきたといいます。

「人の心を治す」という職にありながら、周りへの違和感を抱えて心は不安定。勤務先での評価は高い方であったという著者は、実生活でさまざまな治療法を探し、自分がアスペルガー症候群とADHD(注意欠陥・多動性障害)の二つの要素を併せ持っていることが分かりました。つまり、「生きづらさ」の理由は、発達障害だったのです。

それからは、発達障害の専門家としてキャリアを深めながら、自分自身の生きづらさも解消。治るということはなくても、得意な面をひたすら伸ばし、不得意な面は無理せずそこそこに。そんな原則を意識するだけでも、かなり違うようです。

思い悩む人へ。3つのポイント

発達障害を自覚している人だけではなく、人間関係など生き方に悩む人にとって有効な方法は以下のとおりです。

1. 人に期待しない
2. 相手の自己重要感を満たす
3. 認知の仕方を変える

この3大ポイントを実践していくことで、重く淀んだ心が少しずつ軽くなっていったのだとか。

他人にも自分にも期待しない。そして自己重要感(自分が周りから肯定され、大切にされていると感じること)を意識して満たし、認知(物事の捉え方・考え方)の仕方を変えて、ストレスに対応できる心の状態を保つ

自分だけではなく、生き方に思い悩む部下の指導にも、活かしていけそうな対処法です。

自分の「人間関係がうまくいかない」を治した精神科医の方法

著者:西脇俊二
発行:ワニブックス
定価:1,400円(税別)

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ナカセコ エミコ
(株)FILAGE(フィラージュ)代表。 書評家/絵本作家/ブックコーディネーター。女性のキャリア・ライフスタイルを中心とした書評と絵本の執筆、選書を行っている。「働く女性のための選書サービス」“季節の本屋さん”を運営中。

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