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人を動かしたいなら? 「やれ」と言ってはいけないんだって

部下や後輩の指導というものは、どんなにたくさんの組織で経験を積んでも一筋縄ではいかないものです。春になれば、毎年次から次に、違う時代の違う教育を受けた人材が入社してきます。

良き管理職、リーダー、上司として、大切にした方がいい基本姿勢とは、一体どんなものなのでしょうか。

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『人を動かしたいなら、「やれ」と言ってはいけない』 の著者である小山昇氏は、株式会社武蔵野の代表取締役です。かつて、「それなりの人材」しか集まらなかった落ちこぼれ集団を、16年連続増収の優良企業に育て上げたという実績を持っています。

2001年からは、自社の経営の仕組みを紹介する、経営サポート事業を展開。現在は、700社以上の会員企業を指導し、そのうち400社以上が過去最高益を出しています。

上司として、鈍感なのはNG!

本著には「人間心理を無視して人を動かすことはできない」ということが冒頭に記されています。心理といっても心理学のことではなく、「実践心理」を指しています。

社員に動いてもらうためには、仕組みやルールはいうまでもなく重要です。しかし、その根底には、社長やリーダーが「人の心」をつかんでいて、仕組みそのものが人の心に沿った運用をしているからでなくてはなりません。

心理を掴んでいくことがカギであり、人の上に立つ者にとって鈍感は犯罪といっても過言ではない。人の心の動きを察知していく努力は、これからのリーダーは必須条件です。

指示は部下の特性に合わせて変えること

人が動く考え方として、自分のやり方を相手に押し付けてはいけないという項目があります。

人は得てして、命令されることが嫌い。命令とは、相手の意思や希望を無視して一方的に要求を押し付けることです。他人に何かを押し付けられると、反発の感情を抱くのが人間の心理であり、人を動かすことはとうていできません。

誰でも、自分にとっての正解を示してほしいもの。だからこそ、相手の特性にあわせて指示の出し方を変えていく必要があります。

まるで処方箋のように、部下個人にあわせた方法で指示を出していく力は、上司にとって身につけておくべき最重要スキル。細やかな人間観察は、必須努力であるといえそうです。

人を動かしたいなら、「やれ」と言ってはいけない

著者:小山昇
発行:SBクリエイティブ
定価:1,500円(税別)

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ナカセコ エミコ
(株)FILAGE(フィラージュ)代表。 書評家/絵本作家/ブックコーディネーター。女性のキャリア・ライフスタイルを中心とした書評と絵本の執筆、選書を行っている。「働く女性のための選書サービス」“季節の本屋さん”を運営中。

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