1. Home
  2. マネー
  3. 早く聞きたかった!お金を「安全」に増やす5つの質問

早く聞きたかった!お金を「安全」に増やす5つの質問

shutterstock_1107270476_640

3年後、5年後、10年後、私たちはどんな毎日を過ごしているでしょうか。

子どもからちょっと手が離れはじめた頃? 夢だった「大人の海外留学」のチャンスが巡ってくるかも。いやいや、家の修繕など思わぬ出費に悩んでいたりして……。

いずれにせよ、何をするにもお金は大事

どうしたら大切なお金を安全に管理することができるのか、今さら聞けない「基本のき」から、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんにうかがいました。

知ってた? 貯金と投資の「基本のき」

shutterstock_1082277716_640

Q1:投資をしたいけれど、種類がありすぎて、何を基準に選んだらいいのかわかりません……。

「いちばん初めに考えたいのが、意外と皆さんが混同している、『株式』と『債券』の違いです。

株式を買うことは、株主としてその会社にお金を出資することです。会社がもうかれば株価は上昇し、配当金や株主優待を受けられます。でも経営が厳しくなると株価は下がり、配当金が減ったり、もらえなかったりすることも。最悪のケースは会社が倒産して株式が無価値になってしまうことです。

いっぽう債券を買うと、私たち投資家は債券の発行体(国、地方公共団体、民間企業など)に『お金を貸した』ことになります。ですから、発行時に定められた利率で利息をもらうことができるし、満期になれば貸したお金は決まった金額で返ってきます。これが株式とは大きく違うところです。

債券の場合も、発行体が民間企業の場合、倒産してしまうという最悪のケースが考えられますが、その場合でも株式より優先的にお金を返してもらえます。ですから、一般に株式よりは堅実な投資といえますね。

まずは、株式と債券のどちらがよいかを考え、そこから、自分にあった投資方法を見つけましょう。

初心者には、国が個人向けに発行する債券(個人向け国債)が手軽さと安心でおすすめ最低1万円から購入できますよ」

投資の3択。私に向いているのはどれ?

shutterstock_1135753775_640

Q2:「株式投資」「投資信託」「個人向け国債」。それぞれのメリットとデメリットを教えてください。

株式投資

■メリット
一般に比較的高いリターンが期待できること。オンライン証券を使えば手間もかかりません。期間の定めもなく、今日買って今日売るという短期の売り買いができます。
■デメリット
リスクが高く、元本割れの可能性もあります。また、ある程度の資金が必要です。数万円から買えるものもあれば、何十万円とかかるものもあります。
■株式投資に向いている人は?
自分で企業を調べ、個別銘柄を選ぶ知識がある人。得意分野がある、時間に余裕があって日々トレードできる人は有利。

投資信託

■メリット
ファンドマネージャーが運用してくれ、また少額から分散投資もできます。毎月一定額ずつ購入することもでき、身近な金融機関で買えるのも便利です。
■デメリット
プロに預ける分、コスト(手数料)がかかります。商品にもよりますが、基本的には買うとき・解約するときの手数料に加え、保有している期間も信託報酬を払わないといけません。また、プロが運用するとはいえリスクもあり、元本割れすることもあるので、どの投資信託を選ぶか考える必要があるでしょう。
■投資信託に向いている人は?
毎月5000円~10000円など、少額から積み立てていきたい人。

個人向け国債

■メリット
毎月発行されていて、1万円という少額から身近な金融機関で買うことができます。金融機関によっては、インターネットでも買えるので手軽です。 満期時の元本の返金も半年ごとの利子の支払いも国が行い、 途中で換金した場合でも、個人向け国債は国が満額(額面)で買い取る商品設計なので、元本割れの心配がなく安心感があります。利率は実勢金利の動きに応じて変わりますが、国が最低金利(年率0.05%)を保証してくれている点もポイントです。
■デメリット
購入から1年たてば1万円から換金できます(※)が、購入後1年間は中途換金ができません。
■個人向け国債に向いている人は?
少額から投資したい人、元本割れは避けたい人、お金を安全に管理したい人。
※中途換金時には、直前2回分の利子(税引前)相当額✕0.79685が差し引かれます。

家族と私の大切なお金。だから目減りさせずに「安全」なものに投資したい!

shutterstock_1154604124

Q3:とにかく損をしたくありません。ずばり、選ぶべき金融商品は?

「元本割れのリスクがない、個人向け国債です。

個人向け国債は、満期まで金利が同じ固定金利型の『固定3年』『固定5年』と、実勢金利の動きに応じて半年ごとに利率が変わる変動金利型の『変動10年』の3種類があります。

今は低金利ですが、『変動10年』を選んでおけば、今後金利が上昇したときにその恩恵を受けることができます。個人的には『変動10年』をおすすめします。

また、ちょっと10年は長い、と思う人は『固定3年』もありでしょう。さらに言えば、ひとつにこだわらず、ライフイベントに備えて、『固定3年』と『変動10年』を半分ずつ、という選択もありかと思います」

Q4:個人向け国債が、「元本割れしない」って本当に本当?

「 購入から1年経った後なら中途換金しても国が額面で買い取ってくれる商品設計なので、元本割れをすることは原則ありません

過去、諸外国の例ではアルゼンチンの国債が満額戻ってこなかったということはありましたが、日本は今のところ10年以内に何かあるというような危ない状況にはなっていないので、安心して買うことができる金融商品といえます」

Q5:株式投資や投資信託には手数料や税金がかかりますが、個人向け国債もそうですか?

「意外かもしれませんが、個人向け国債の購入には手数料がかかりません(金融機関によっては口座管理手数料がかかる場合があります)。これは、意外と大きなメリット。ちりも積もれば山となります。

金融商品の運用益(利息)にかかる税金については、国債、株式投資、投資信託、預金などのすべてにおいて、一律で20.315%と定められています。どれを選んでも、かかる税金は同じです」

初心者でも手軽で安全な「個人向け国債」から始めてみよう

shutterstock_1056823994_640-1

「就職や転職をしたとき、結婚をしたとき、子どもができたとき、子どもの学費を準備しだすとき、老後について考えはじめたとき。そういったライフスタイルの節目節目に資産運用をはじめると、ライフイベントを見据えた的確な投資ができると思います」と花輪さん。

すでに投資や保険を始めている人も、3年に1度は内容を見直してみるといいと話します。また、これから投資を始めるなら、手軽で安心・安全な「個人向け国債」がおすすめです。

自分自身と大切な人の未来のお金をしっかり守り、少しずつでも増やせるように。もっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらをチェックしてみてください。

20111030_247_200

花輪陽子(はなわ・ようこ)さん
ファイナンシャル・プランナー(FP)、貯金評論家。CFP認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
青山学院大学国際政治経済学部卒業後、外資系の投資銀行に入社。アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻が引き金で起こった世界同時不況「リーマンショック」のあおりで、2009年夫婦同時失業を経験。投資銀行を退職し、猛勉強の末、ファイナンシャル・プランナーに転身。雑誌、新聞、テレビ等で活躍している。シンガポール在住。近著に『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』 (講談社+α新書)など。

個人向け国債

sponsored by 財務省

取材・文/田邉愛理 Image via Shutterstock

Sponsored by 財務省

  • facebook
  • twitter
  • hatena

    早く聞きたかった!お金を「安全」に増やす5つの質問

    FBからも最新情報をお届けします。

    メールマガジンにご登録いただくと、 MASHING UPの新着記事や最新のイベント情報をお送りします。

    また、登録者限定の情報やイベントや座談会などの先行予約のチャンスも。

    MASHING UPの最新情報をご希望の方はぜひご登録ください。