刺激的なセッションが目白押しで、頭と心はフル稼働。ちょっと小腹も空いたし、甘い物でも口にしたい——。11月29日・30日に開催されたMASHING UPで、そんな来場者にとって夢のような空間となったのは、会場のラウンジに設けられたクラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」のテイスティングブースです。特別にセレクトされたフード&ドリンクに多くの人が舌鼓を打っていました。
ヒートアップする頭と心においしい栄養を
世代や性別、事業の規模といった垣根を越えて個人やベンチャーに機会を与える手段となる「クラウドファンディング」。これまでに世界でどれだけの人が、自らの斬新なアイデアや強い思いに人々の賛同を得て、夢を叶えてきたことでしょう。
このクラウドファンディングという仕組みを利用して、新しいモノ・コトを生み出す日本最大級のプラットフォームが「Makuake」です。「世界をつなぎ、アタラシイを創る」をビジョンに掲げ、今までに5,000件以上のプロジェクトがここで産声を上げました。
スイーツからおかず系、ドリンクまで
今回会場となったTRUNK(HOTEL)別棟KEYAKIの2階ラウンジには、数ある人気のプロジェクトから、Makuakeが今回このイベントのためにセレクトしたフード&ドリンクがずらり。生産者や広報担当者が自慢の商品の前に立ち、サーブしながら来場者と会話を弾ませていました。
目標金額の568%を達成した香りを食べるアイスクリーム「FRAGLACE」は新フレーバー「レモン・オリーブオイル・塩」を携えて。GINZA SIXに店舗を構えるパリのスイーツ界の巨匠の店「フィリップ・コンティチーニ」は、噛んだときの音や香りにまでこだわったクラックネを。東京・広尾のバスクチーズケーキ専門店「BELTZ」では、表面の焦げ部分と外側のやや固まったテクスチャー、内側の「ふわトロ」の3つの食感が楽しいチーズケーキが振舞われました。
また、「Takano Farm」のジューシーなピーチをフリーズドライにした「Airy FRUIT」と瀬戸内・三角島産レモンを使った「THE DRY LEMON」は従来のドライフルーツの概念を覆すおいしさ。そのほか、オフィスでもこだわりのパンが楽しめる世界初のパンのオーダーメイドサービス「パンフォーユー」の冷凍パン、イタリアと鮮度時差±0時間で味わえる「MuMu MOZZARELLA」の生モッツァレラといった“おかず系”や、すっきりとした自然な甘さが特長の栄養ドリンク「糀の活力」、50%にまで精米した舌ざわりなめらかな「大吟醸 甘酒ヌーボー」といった日本の伝統技術を生かしたドリンク、そして遅めの時間にはワインや日本酒も加わり、美しいプレゼンテーションのもとに紹介されていました。
小さな生産者もメーカーも、周知活動の頼りに
興味深かったのは、小さな生産者やメーカーだけでなく、すでにいくつもの人気商品を世に送り出している食品メーカーまでがこのブースに集っていたこと。クラウドファンディングは個人やベンチャーの夢を叶える手段だと思っていましたが、今や効果的な新製品の周知のためにMakuakeを利用する企業も少なくないのかもしれません。
おいしいモノや新しいコトに出会いたいなら、もしくは自分でプロジェクトを持ち込みたいなら、まずはMakuakeを頼ってみるのもいいのかも。そんなMakuakeの懐の深さと可能性も感じさせてくれたエキシビションでした。
MASHING UP
Makuake(マクアケ)テイスティングブース
2018年11月29日・30日@ TRUNK(HOTEL)
[Makuake]
撮影/中山実華

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