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なにかに縛られていませんか? 「『こうあるべき』から離れたら、仕事はもっと楽しくなる」

ここ数年で、女性管理職は確かに増えていると実感します。しかし、前例がないだけにどう歩めばいいのか戸惑いもあったり。

置かれた自分の立ち位置になかなか心の折り合いがつけられないとしたら、どんなスタンスで仕事と向き合っていけばいいのでしょうか。

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『働く女子と罪悪感』 の著者である浜田敬子氏女性初の「AERA」編集長として、さまざまなメディアに出ている様子を目にした人も多いはず。

知的でありながら柔らかい印象を持つ著者ですが、最初のキャリアは朝日新聞社の記者でした。やがて、「週刊朝日」「AERA」編集部を経て、出産や育児休暇を経験。現在は「Business Insider Japan」統括編集長を務めています。

著者ほどのハイキャリアでなかったとしても、日本の多くの企業で、突如「女性初」の冠をつけられて困惑している人は多いのかもしれません。

「AERA」の場合、1988年の創刊以来、歴代編集長は男性。著者は12人目にして、初の女性編集長に就任します。「AERA初の女性編集長」という肩書きを自らプロフィールに入れていたものの、じつはためらいもあったようです。

入れれば間違いなく、そこにフォーカスされて他の媒体と差別化ができる。とはいえ、ことさらに肩書きを強調されると、身の置き場がないような感覚になったのだといいます。

多様な立場や意見があっていい

「週刊朝日」在籍時には、「女性視点の記事」を書くことに抵抗を感じていたという著者ですが、今はこのように述べています。

女性にチャンスを与えるということは、報道の視点でも多様な声をすくいあげることなのだと思う。

女性が女性としての意見を述べることだけが、重要なことではない。職場の少数派であるというのならば、そんな自分の感情を素直に表現し、おかしいと思うことはおかしいと言える場所にしていく

多様な立場や意見があっていい、むしろ受け入れられる社会を作っていく時が、今なのかもしれません。

働く女子と罪悪感

著者:浜田敬子
発行:集英社
定価:1,300円(税別)

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ナカセコ エミコ
(株)FILAGE(フィラージュ)代表。 書評家/絵本作家/ブックコーディネーター。女性のキャリア・ライフスタイルを中心とした書評と絵本の執筆、選書を行っている。「働く女性のための選書サービス」“季節の本屋さん”を運営中。

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