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MASHING UP/マッシングアップ vol.2

楽しんで働いていますか? 運とキャリアを手に入れるための重要スキルは「面白がり力」だった

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2018年11月29・30日に行われたビジネスカンファレンス「MASHING UP」。

『「面白がり力」がキャリアを運ぶ』というテーマで登壇したのは、楽天の仲山進也さん、リンクトイン・ジャパンの村上 臣さん、そしてモデレーターをつとめた篠田真貴子さんです。

多様なキャリアを積み重ねてきた3名が、楽しみながら働き、キャリアアップしていくコツについて話しました。

まずは「面白い」と受け取ってみること!

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セッションの数日前に、CFOを務めていたほぼ日を退職したという篠田さん。セッション冒頭で参加者に尋ねたのは「あなたは運が良いと思いますか」という質問です。

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手を上げたのは7割程度の人たちでしたが、登壇者3名は満場一致で「自分は運が良い」と挙手

運が良いと思う理由について村上さんは、「市場が盛り上がるときに、ちょうど良いところにいるから」

前職のヤフーからリンクトイン・ジャパンへ働く場所を移し、外資系企業をはじめて経験していますが、学生のころは"アキバ系のキラキラオタク"として、ベンチャー企業を運営していました。のちにKDDIでEZwebの裏側を担当することになりますが、そのキッカケは原宿のラーメン屋で偶然知り合った外国人なのだとか。

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リンクトイン・ジャパンの村上 臣さん。

彼に誘われてシリコンバレーの視察に行き、モバイルWebの開発者と出会い「日本に戻ったら一緒に仕事をしよう」と言われます。そしてその約束した友人が、KDDIとの契約をとったのです。当時は1997年で、家庭用インターネットもまだ普及していない時代でした。

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運が良い経験だったと語る村上さんですが、まさに「面白がり力」がもたらした運とキャリア。

面白がるコツについては「まずは"面白い"と受け取ってみる。そして、この人が面白がっているポイントって何だろうなと考えてみることが大切」だといいます。

面白がる意思で変わった、見える世界

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楽天の仲山進也さん。

運が良いとは、面白さを見つけ、行動を起こすことであるかもしれません。

「もっと思い切り仕事したかったから」という理由で、大手企業から当時はまだ社員20名の小さな企業であった楽天へ転職した仲山さん。

楽天市場に出店する店舗対応をしていた当時は、Eコマース黎明期。店長さんも仲山さん自身も「ネットショップ運営の正解」などわからず、「今うちは月商30万円だけど、どうすれば100万円になるかな」と相談されて一緒に悩むのが仕事で、そんなお店が数年後に月商1億円や2億円規模になっていったそうです。

怒涛のような業務量にもまれながらも、店長さんから「ありがとう」と言ってもらえる面白さにハマって出店者の伴走をし続ける日々。その結果、楽天市場の多くの店舗と「パートナー」のような関係になったことが、今の「兼業自由・勤怠自由の正社員」という自由な働き方のベースになっているのだといいます。

一見すると過酷な状況であっても、面白がる意思を持つことで、受け止め方が変わるのですね。

終わった出来事は修正。そして、次の「面白い」に出会える

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篠田真貴子さん。

銀行や外資系コンサルティング企業などでキャリアを積んできた篠田さんは、当時の資料を見返すとひどい修羅場で、他人からも批判されていたはずなのに、嫌な記憶は忘れているそうです。

そして忘れているから「良い仕事だった」という認識になり、次の仕事にも手を伸ばす。

つまり、終わった出来事には「これはよかったこと」と修正をかけてしまえば、次の修羅場かもしれない出来事も面白いと受け止めることができるのでしょう。

運の良さもキャリアも、面白がることで運ばれてくる。「面白がり力」は働くうえで重要なスキルといえそうです。

仲山進也さん(楽天株式会社 楽天大学学長)
シャープを経て、1999年に社員約20名の楽天へ移籍。2000年に「楽天大学」を設立、商売系・チームビルディング系を中心に楽天市場出店者46,000社の成長パートナーとして活動中。2004年「ヴィッセル神戸」の経営に参画。2007年に楽天で唯一のフェロー風正社員(兼業自由・勤怠自由の正社員)となり、2008年には仲山考材株式会社を設立、Eコマースの実践コミュニティを主宰している。2016年「横浜F・マリノス」とプロ契約、「コーチのコーチ」やジュニアユースの育成を手がける。著書『組織にいながら、自由に働く。』ほか。

村上 臣さん(リンクトイン・ジャパン株式会社 日本代表)
大学在学中に仲間とともに有限会社「電脳隊」を設立。その後統合したピー・アイ・エムとヤフーの合併に伴い、2000年8月にヤフーに入社。一度退職した後、2012年4月からヤフーの執行役員兼CMOとして、モバイル事業の企画戦略を担当。2017年11月にLinkedInの日本代表に就任。複数のスタートアップの戦略・技術顧問を務めている。

篠田真貴子さん
慶應義塾大学経済学部卒、米ペンシルバニア大ウォートン校MBA、ジョンズ・ホプキンス大国際関係論修士。日本長期信用銀行、マッキンゼー、ノバルティス、ネスレを経て、2008年12月より2018年11月まで株式会社ほぼ日CFO。

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MASHING UP

「面白がり力」がキャリアを運ぶ
2018年11月29日@TRUNK(HOTEL)

仕事に対する自信、アジアで最下位⁉ 日本人よ、失敗を恐れるな。

APEC9か国の11,000人を対象に行われた「仕事で実現したい機会に対する意識調査」。結果からは、現代の日本人が抱える仕事観や、仕事に対する国ごと...

https://www.cafeglobe.com/2018/12/linkedin.html

リアルに泥臭く未来を変える。女性起業家のアイディアピッチコンテスト

MASHING UP最後のセッションは女性起業家によるピッチ大会。注目の新ビジネスを立ち上げた4人が集まり、事業アイディアを競いました。

https://www.cafeglobe.com/2018/12/mu2_report_pitch.html

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せきぐちゆう
フリーライター。インド在住後、2012年からライティング業務に従事。インドのRabindra Bharati大学、オーストラリアMacquarie大学で学んだ経験を生かし、英語教材出版社やニュースメディアなどで執筆中。

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