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疲れてないのに「お疲れ様」? 厚切りジェイソンさんの『かなり気になる日本語』

社内や取引先にも日本語が饒舌な外国人、けっこういます。彼らと話していると、思いがけない視点からの質問を受けることがありますが、私たちがあたりまえに使っている少し不可思議な日本語。どんなものがあるのでしょうか。

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『かなり気になる日本語』の著者である厚切りジェイソンさんといえば、日本人が日頃何気なく使っている「なんか変」な日本語を「Why Japanese people?」というフレーズで切り込む笑いでおなじみです。

アメリカ・ミシガン州出身の著者は、17歳のときに飛び級でミシガン州立大学に入学の後、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校へ進み、エンジニアリング学部コンピューターサイエンス学科修士課程を修了。

現在は、IT企業の役員として働く傍ら、厚切りジェイソンの芸名で知性派お笑い芸人として活躍しています。

本著は、日本語の正しい用法を指南するものではありません。日本語を15年勉強し、日本に10年住んでいる著者が気になる言葉を切り口に、アメリカと日本の比較文化論、日本人と日本文化について考察した一冊となっています。

まさに、著者がお笑いのネタにしている考え方と同様で、日本を偏愛しているアメリカ人のジャバンウォッチャーによる日本語への大質問を集めた一冊であるといえるでしょう。

疲れてないのに「お疲れ様」

日本のオフィスで自然に使われているものとして「お疲れ様」という日本語があります。言葉の意味通り、本当に疲れているかいないかはあまり関係がありません。

先に「お疲れ様」といえば必ず相手からも「お疲れ様」と返ってくる、いわば「礼儀として伝える言葉」の領域です。ビジネス的な観点でいえば、先に「お疲れ様」ということで先手を打つという考え方もできます。

日本語を学ぶ外国人であれば、疑問を抱く人が多いジャンルである、コミュニケーション以外の領域に関わる言葉。日本人以外の人々には、意図が伝わりにくいものであるという考え方も知っておく必要がありそうです。

かなり気になる日本語

著者:厚切りジェイソン
発行:SBクリエイティブ
定価:800円(税別)

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ナカセコ エミコ
(株)FILAGE(フィラージュ)代表。 書評家/絵本作家/ブックコーディネーター。女性のキャリア・ライフスタイルを中心とした書評と絵本の執筆、選書を行っている。「働く女性のための選書サービス」“季節の本屋さん”を運営中。

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