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「もういい歳だから」と諦めていませんか? 人はいくつになっても挑戦できる

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Image via Shutterstock

年甲斐もなくとか、いいトシをしてとか、よく言いますね。そもそも、トシというのは、一体、いつからが、いいトシなんでしょう。(略)百歳になったとき、長生きの秘訣は、と聞かれて、「トシのことを考えないこと」、そう言いました。忘れているんですよ。
——篠田桃紅

1913年生まれ、2019年3月下旬に106歳の誕生日を迎える美術家の篠田桃紅さん。著書『百歳の力』の中で、年齢について語った名言です。

篠田さんは、人生の早い段階から、ひとりで自活して生きていく覚悟を決めていたそう。1956年に43歳で単身ニューヨークへ渡り、現地で個展を開きます。渡米のタイミングについては「行かれるようになったから行っただけで、あのとき43歳であったということは偶然です」とサラリと書いています。

考えてみれば、人生は100人いれば100通り。100人全員が「10代はこれをして、20代はあれをして……」と足並みを揃えることの方が不自然です。

当時、バッシングや逆風も強かったはずですが、篠田さんは「あんまり苦労なんかはしない。だってしたいことをやっているんだから」とあっさり。

篠田さんの著書を読んでいると、“自由で若々しい大人の女性”と“ワガママな女の子”の違いは、“自由と対になっている責任と孤独”をきちんと負うことができるかどうか、であることがよくわかります。

篠田桃紅『百歳の力』(集英社新書)

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吉野潤子
ライター・英語翻訳者。社内資料やニュースなどの翻訳者を経て、最近はWebライターとしても活動中。歴史、読書が好きです。

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