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普通に話してもウケる人、何を言ってもスベる人は気にしているポイントが違う

会議やプレゼンだけではなく、日常の会話でも普通に話しているだけなのにウケる人、何を話してもスベってしまう人と分かれるものです。その違いはどこにあるのでしょうか。

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『ウケる人スベる人の話し方』 の著者である渡辺龍太氏は、放送作家であり即興力養成講師として活動しています。

高校生のときにお笑い芸人を志すもスベり続けていた著者は、一念発起しアメリカへ留学。「インプロ(即興力)」という科学的に研究されたアドリブトーク術と出会います。

コミュニケーション能力が劇的に改善し、帰国後はNHKの番組ディレクターに就任、放送作家になります。そのかたわら、浅井企画メディアスクールでインプロワークショップなどの講師を経験したことから、ハリウッド流インプロ協会を設立するに至ります。

お笑いのテクニックではない、「インプロ」って?

著者が学んだインプロとは、状況に応じて即興で場が盛り上がる会話ができるようになるコミュニケーションメソッドのことをいいます。

大規模なお笑いブームが起きたことで、一般人が芸人のフリートークを見聞きする機会が多くなりました。その結果、素人でもお笑いのテクニックについて表面的に詳しくなり、一般社会でそのまま使ってしまう。残念ながら、こういう人は、一般社会ではスベる人になってしまいがちです。

その理由は、一般社会で普通の人が笑いを取る方法と、メディアで芸人が笑いを取る方法は明確に異なるから。普通の人は会話の中で「誰でも言える、単純でカンタンなことでよく笑っている」のだというのです。

気にするべきポイントは「言葉」ではなく「間」

ウケる人はツッコミの「間」を重視
スベる人はツッコミの「言葉」を重視

アメリカ人の会話では、話し手がきちんと間を用意しておいて、その間に聞き手が脳内でツッコミを行うことで笑いにつながっているのだといいます。

ツッコミは言葉ではなく、間で行うものであり、間をしっかりと用意していれば、聞き手は笑いポイントを理解して笑いが巻き起こるようです。

ウケる人になりたいのであれば、間をうまく使っていくことがポイントになりそうです。

ウケる人スベる人の話し方

著者:渡辺龍太
発行:PHP研究所
定価:1,400円(税別)

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ナカセコ エミコ
(株)FILAGE(フィラージュ)代表。 書評家/絵本作家/ブックコーディネーター。女性のキャリア・ライフスタイルを中心とした書評と絵本の執筆、選書を行っている。「働く女性のための選書サービス」“季節の本屋さん”を運営中。

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