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相手を説得しようとして、自分ばかりしゃべる人がいる。相手に十分しゃべらせるのだ。相手のことは相手が一番よく知っている。だから、その当人にしゃべらせることだ。
——デール・カーネギー
ビジネス書の分野で数々のベストセラーを生み出したデール・カーネギーの著書『人を動かす』からの名言。仕事だけでなく、あらゆる人間関係に活用できる“コミュニケーションの極意”です。
相手に思う存分喋ってもらおう
相手を説得しようとするとき、一生懸命になればなるほど空回りしてしまうことはないでしょうか。真剣度がアップするとともに余裕をなくし、自分の要求ばかりに意識がいってしまう。そうすると、相手の立場になって気持ちを考えたり、自分を客観視することが難しくなります。
「なんとかしてこちらの思い通りにしたい」「力尽くで丸め込もう」という思いが伝わると、相手は恐怖や不快感を覚え、拒絶したり逃げ出したくなるものです。
そんなときは、デール・カーネギーのアドバイスにしたがって一歩引いてみてはいかがでしょうか? 相手に気持ちよく思う存分喋ってもらうことで、相手の本当の気持ちを理解しやすくなり、有利に進めることができるようになるでしょう。

吉野潤子
ライター・英語翻訳者。社内資料やニュースなどの翻訳者を経て、最近はWebライターとしても活動中。歴史、読書が好きです。
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