もっともっと、女性が働きやすい環境をつくるには?
今、多くの企業が誰もが働きやすいよう制度を整えはじめています。もうすでに、一部の企業ではこれからの働き方に希望を与えてくれるような制度が存在していました。
働き方は自由自在! 自分の事情に合わせて宣言
育児や介護はもちろん通学や副業など、「100人いたら100通りの働き方」があっていいという考えのもと、個々の事情に合わせて勤務時間や場所を自分で宣言できるという制度。
「月曜から水曜は9時から18時まで出社、木曜は休み、金曜は在宅勤務」といった働き方や、「朝はランニングをしたいので10時出社」、「複業するため週3日勤務」など、働き方は自由自在です。しかも、月単位で働き方の変更が可能なのだとか。
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女性が働きやすい環境は、女性以外に対する制度も整えることから?
女性が働きやすい環境を整えるためには、なにより男性の意識変革が必要です。そこで男性従業員に対して、育児休暇取得を必須化。
従来2日だった男性従業員の子の出生時の特別休暇を最大20日に拡充し、うち5日の取得を必須としています。取得可能期間は子が満1歳になる月の末日まで。1日単位で取得できるのも、現実的な取得のしやすさにつながっています。
導入後、積極的に家事や育児に参加する男性従業員の姿が当たり前になり、「お迎えに行きます」と早帰りする人も増えたのだとか。また、出産後に会社へ戻ってくる女性従業員の比率も増えているそう。
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生き方の選択肢を増やす——「卵子凍結」の費用を助成
今は仕事が楽しいし、集中したい。でも、プロジェクトが終わると、ふと将来が心配になる……。そんな女性や夫婦の気持ちに寄り添うのが、「卵子凍結から保存までの費用助成」をするというこの制度。海外では取り入れられつつありますが、日本企業ではまだまだ見かけることも少ないです。
働き方だけでなく、生き方の選択肢を増やすことで、より安心して自分らしい生き方ができるように。活躍する女性のジレンマに、具体的に手を差し伸べてくれます。
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週5日勤務が厳しいなら。勤務日数も臨機応変に
育児や介護などの事情があって、週5日勤務はちょっと厳しいけれど、週4日なら働ける。そんな人は、土日の休日に加え平日に1日、休暇が取得できます。
月単位で申請や曜日の変更ができるので、たとえば子どもの夏休みの8月だけという使い方や、病院の付き添いが必要な数か月だけといった短期間での取得も可能。
家族の長期的な問題に対処できるのはもちろん、事情により急に週5日勤務ができなくなったというときにも、焦る必要がなくなります。
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さて、どの制度がほしいと思いましたか?
このような制度がどんどん増えていけば、私たちの働き方はさらに多様化し「妊活があるから」「子どもがいるから」「介護があるから」「女性だから」などという理由で、なにかを諦めなければいけないこともなくなりそうです。
最後に、みなさんがどの制度を実際にほしいと思ったのか、ぜひ投票してみてください。選択肢をクリックするとその場で回答の比率を見ることができます。
[サイボウズ株式会社, 株式会社リクルートコミュニケーションズ, 株式会社サニーサイドアップ, ヤフー株式会社]Image via Getty Images
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