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プレゼントってこんなに楽しかったんだ! 働く女性が働く女性のために考えた新アプリ

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お世話になった人やお祝いをくれた人に、感謝の気持ちを伝えたい。でも、何を贈ったら相手に喜んでもらえるのかわからない……。そんなときに役立つのがリリースされたばかりのアプリ「PitaPre(ピタプレ)」。贈る相手の年齢や性別、ライフスタイル、プレゼントを贈るシーンなどを入力すると、同じくアプリを使用している人たちが“プレゼントコンシェルジュ”としてアイデアを提案してくれるというものです。

世代、性別別などのざっくりとしたおすすめではなく、そのとき、その人だけにパーソナライズされたギフトを提案してもらえるのが魅力。贈る側にとっては手軽に楽しく、本当に相手に喜んでもらえるものを探せるのがメリット。また、提案する側は、自分のアイデアが誰かに必要とされる喜びを感じることができます。

これは、「プレゼントを贈る」という日常的な行為を、贈る側と贈られる側の“幸福感”に着目して捉え直したアプリ。開発者にサービスを考えたきっかけや、この製品で目指すことを聞きました。

内祝い選びに苦労した実体験がきっかけに

開発を手がけたのは、トランスコスモス株式会社の武藤綾佳さん。社内のビジネスプランコンテストで最優秀賞に選ばれ、社内起業家として「PitaPre」を立ち上げました。きっかけは、出産後の内祝いに悩んだことだったそう。

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アプリ開発者の武藤綾佳さん。

「出産という大仕事を終えてすぐ、容赦なく始まる育児のために睡眠不足の日々。体はボロボロなのに、夫の親戚や仕事関係の人たちも含めた30人以上の方たちに一人ひとり異なる内祝いを贈らなければならず、とても大変でした。時間をかけて選んでも、本当に相手がほしいものなのかどうか自信が持てないことも。

その中で、“いつでもどこでも相談ができて、贈る相手にピッタリのプレゼントを紹介してくれる、自分だけのコンシェルジュが欲しい!”と強く思うようになったんです」(武藤さん)

筆者も登録してみたところ、アプリを開くと、毎年プレゼント交換をしている友人のプレゼントに「もうネタ切れ」と訴える女性や、付き合いはじめたばかりの恋人のプレゼントに迷っている男性、パートナーの上司への手土産に悩む主婦など、さまざまな人からの投稿がずらり。

ついつい「わかる! 悩むよね!」とうなずいてしまう問いかけに対し、世代や背景の違う人たちがたくさんのプレゼントを提案しています。「これ、本当に助かるだろうな」と思うと同時に、みんなで誰かへのプレゼントを考えているタイムラインは見ているだけでも楽しいものでした。

「知らない人同士が助け合う」仕組み

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そんな「PitaPre」の仕組みは、「誰かのために何かをしたい」という気持ちを持つ人が増えている今の時流にあったサービスだといえます。武藤さん自身、そうした時代背景は意識していたとのこと。

「ネットの記事を読んだり、ラジオを聴いたりする中で、“自分から与えることで、結果的に自分のもとに色々なものが集まってくる”“人の役に立つこと、誰かに喜ばれることが、自分の幸せや満足感につながる”ということを伝えている人が本当に多いと感じました。

SNSの浸透によってそれがより大きなスケールで実現できるようになりましたし、自分の生活圏の外にいる多様な人たちと出会えるからこそ、これまでよりも高い解像度でプレゼントのマッチングができると考えています」(武藤さん)

プレゼントがもたらす“幸福感”を表現する

そして、武藤さんが開発中に最もこだわったのは、“幸福感”

「大切な人の喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを選ぶ時間、自分のためにプレゼントを探してくれたことに対するうれしさ、自分が提供した商品やサービスが誰かに必要とされた喜び。プレゼントには“多くの人を幸せな気持ちにさせる力”があると感じています。

どんなにITが進歩しても、幸せは大切な人を想うことから始まるのではないか。そんな思いから、アプリには“幸せ”や“温かみ”を表現できるやわらかな色使いや“自分のアイデアによって誰かに幸せを届けた”という感覚が得られるようなアニメーションを取り入れています」(武藤さん)

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パステルカラーが優しい印象。「相談する」のボタンから贈る相手の詳細情報を入力できる(写真左)。ほかの人の投稿で「いいな」と思ったアイテムをクリップしておける機能も便利(写真右)。

提案者が「すき間時間」で小さな幸福感を得られるよう、相談者と提案者のコミュニケーションが“簡単に”“心地よく”できる仕様もポイントです。

よりよく贈り合う、豊かな社会に

プレゼントを贈ろうと思っても、何を贈るべきか迷っているうちに機会を逃してしまった、という経験がある人も多いでしょう。

「PitaPreを使うことでプレゼントを贈る機会や頻度が増え、それによって周りの人たちとのつながりがより豊かになったら、何よりの喜びです。大切な人への特別な日のプレゼントから、ちょっとしたお礼のギフトまで、さまざまなプレゼントシーンで想起してもらえるような存在となり、そこから一生を通じて寄り添える存在になりたいという強い想いがあります。

特に、“贈る相手にピッタリなプレゼントを、待っているだけで教えてもらえる”という部分が、毎日忙しいけれど、万人受けするような無難なプレゼントにはしたくないという働くお母さんをはじめ、忙しい女性たちにフィットするのではないでしょうか」(武藤さん)

人と人、人とコト・モノをつなげる存在に

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社内起業をして、「誰かの指示を待つのではなく、自分で考え、道を切り拓いていこうという勇気や覚悟が備わってきたように思います。新規事業を立ち上げるにはさまざまな能力やスキルが必要なので、常にいろんな人と関わり、その人の良いところに目を向けるようにもなりました」と話す武藤さん。

周りの人たちとともに、誰かの幸福感につながるPitaPreのさらなるブラッシュアップに取り組んでいます。

PitaPreは、人と人、人とモノ・コトのつながりを豊かにする存在となることを目指しています。

「世の中には、まだ知られていないけれど素敵な商品やサービスがたくさんあります。PitaPreによって、本当にそれを必要とする人、喜んでくれる人に届けられたら幸いです」(武藤さん)

贈る人、贈られる人、そして人に喜ばれるモノやコトを提供する企業の全方向を意識した新サービス「PitaPre」。贈り物という機会に、新しい価値を生み出すアプリです。

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画像提供/トランスコスモス株式会社

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中島理恵
ライター・エディター。埼玉県出身、広島県在住。編集プロダクション、出版社勤務を経てフリーランスへ。旅、食、建築、インテリア、ビジネス、育児、動物など多岐にわたる記事の執筆・編集、翻訳などを手がける。3児の母。

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