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- 【やっぱりオーガニックが好き】アロマでシュッといい香り。お米エタノールからスプレーをつくろう/9月22日ワークショップ開催
9月21日・22日に行われるイベント「みんなとわたしにちょっといいもの。街角のソーシャルグッド展 - SDGs &Me -」では、SDGsを身近に感じるワークショップも多数開催します!
9月22日(日)開催のイチオシ・ワークショップは、「お米からできたエタノールで、好みの香りのアロマスプレーづくり」。
オーガニックのお米でつくった(!)エタノールと、フェアトレードのアロマオイル数種類をブレンドさせるスプレーは、子ども向けにも安心・安全。使う場所を選ばないので、エアーフレッシュナー、ピロースプレー、消臭対策スプレーなど用途も自在です。
かけあわせるアロマオイルによって、リラックス、リフレッシュ、消臭、風邪予防と、さまざまな効能が期待できるのもうれしいところ。アロマオイルは、ミント、シダーウッド、ゼラニウム、レモンなどをご用意。
講師は、「発酵で楽しい社会を!」をテーマに活動する、株式会社ファーメンステーションの酒井里奈さんです。
「発酵」に魅了され、銀行員から一念発起!
株式会社ファーメンステーション代表の酒井里奈さん(写真左)と同社の商品(右)。
ひとつのものが「発酵」することによってまったく別のものに生まれ変わる。この日本で千年以上前から受け継がれてきた発酵に魅せられ、ファーメンステーション(発酵:fermentation+駅:station)を立ち上げたのが、代表の酒井さんです。
酒井さんは、銀行や証券会社などに勤務したのち、発酵技術に興味を持ち、なんと東京農業大学の応用生物科学部の醸造科学科に入学。発酵を1から学び、卒業後、同社を設立しました。
秘密は「地域循環プロジェクト」 。お米がエタノールと飼料に変身!
同社のメイン事業が、発酵の力でサステイナブルな社会を目指す、岩手県奥州の「米からエタノールとエサを作る地域循環プロジェクト」。
米どころとして知られる岩手県奥州市胆沢(いさわ)で、放置された休耕田を使い、JAS有機オーガニック認証のお米を育てます。
昔ながらの機械でくだいたお米に麹と酵母を加え、すべて手作業で丁寧に発酵させたもろみを蒸留し、ゆっくりと時間をかけてエタノールを抽出しています。
ファーメンステーションのプロダクトのひとつ、「お米でできた消臭スプレー コメッシュ」。100%天然由来。
こうして生まれたエタノールは、化粧品やアロマの原材料に。エタノールを抽出する過程にできる米もろみ粕も、石鹸の原材料や、鶏や牛の飼料として再利用し、鶏のフンは再び田に戻すという、ムダのない循環システムを酒井さんは提唱しています。
まさに持続可能な地域循環プロジェクトから生まれたオーガニックのエタノールで、ハッピー気分を呼ぶアロマスプレーをつくってみませんか。
お米からできたエタノールで、好みの香りのアロマスプレーをつくろう
日時 :2019年9月22日(日)①12:00〜12:45 ②15:00〜15:45
場所 :国連大学本部 1F アネックスホール(東京都渋谷区神宮前5丁目53-70)
参加費 :おとな 2000円(税込)/子ども(小中学生) 1000円(税込)/親子おそろい2個セット(小中学生とおとな) 2500円(税込)
定員 :各回30名
持ち物 :なし
申し込み:Peatix または EventRegist (イベントレジスト)よりお願いします。
【講師】
酒井里奈 LINA SAKAI WATANABE
株式会社ファーメンステーション 代表取締役大学卒業後、都市銀行、外資系証券会社などに勤務。発酵技術に興味を持ち、東京農業大学応用生物科学部醸造科学科に入学、2009年3月卒業。同年、株式会社ファーメンステーション設立。岩手県奥州市にある「奥州ラボ」にて米からエタノールなどを製造している。研究テーマは地産地消型バイオエタノール製造、未利用資源の有効活用技術の開発。好きな微生物は麹菌。好きな発酵飲料はビール。
この取り組みとかかわりのあるSDGsゴールは?
写真提供:株式会社ファーメンステーション
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