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みんなとわたしにちょっといいこと。- SDGs & Me -

段ボールでつくる名刺入れが、想像以上。オシャレすぎるカードケースを手作りしよう/9月21日ワークショップ参加者募集

Carton_top

島津冬樹さんの作品。上から時計回りに、SURF(5,000円)、LONG(20,000円)、RAFT(5,000円)、Fruit(15,000円)。

9月21日・22日に行われるイベント「みんなとわたしにちょっといいもの。街角のソーシャルグッド展 - SDGs & Me -」では、「みんなとわたしにちょっといいこと」を楽しく体験できるワークショップも開催予定です。

9月21日(土)の注目ワークショップは、“段ボールアーティスト”島津冬樹さんを講師に迎える、「世界でひとつだけのカードケース作り」。毎回、あっという間に満席になってしまう島津さんのワークショップに参加する貴重な機会です!

リサイクルよりすごい? 「アップサイクル」で未来を変える

アップサイクルとは、使わなくなった廃材を使い、デザインなどの力を借りて新たな価値を持つものに生まれ変わらせること。リサイクルの一歩先を行くものとして、ファッションやプロダクトの分野で注目されています。

そのアップサイクルの世界でよく知られているのが、“段ボールアーティスト”の島津冬樹さん。その段ボール愛が話題を呼び、書籍化、さらには映画化までされた旅するダンボールのモデルと聞けば、ピンとくる人もいるのではないでしょうか。

段ボールを求めて、世界35か国を巡った

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自称“段ボールピッカー”の島津冬樹さん(写真左)。

アーティストというとちょっとカッコいいけれど、島津さん本人は自身を“段ボールピッカー”とも呼んでいます。それは、8年間ものあいだ、世界35か国を巡って、街角に捨てられた段ボールを拾い集めてきた人物だから。

異国のゴミ捨て場を漁る島津さんの姿を見たら、アーティストだとはなかなか気づかないでしょう。でも、島津さんの段ボールを見つめる目は、真剣そのもの。昔ながらのトマトやキャベツの素朴なイラスト、マジックで書かれた外国語のメモ、搬送のあいだにつけられた傷……。

生産者が大切に作ったモノを入れ、国内外に運んでいく、段ボールならではの物語やその背後にいる人びとが、島津さんを惹きつけます。この純粋な段ボール愛こそが、その魅力を活かして、新しいモノを作ろうというモチベーションにつながっているのです。

オシャレすぎて、ちょっと驚きます

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今回のワークショップでつくるカードケース(写真右)。名刺入れにはもちろん、定期入れにも。

今回のワークショップでは、捨てられてしまうはずの段ボールを、90分でオシャレすぎるカードケースに蘇らせます名刺入れや定期入れ、小銭入れなど、使い方はアイディア次第。

島津さんの段ボール愛に触れながら、世界でたったひとつのカードケースを作ることができますよ。

ポップな名刺入れから会話が生まれる

島津さん640x2602枚組

様々な柄のカードケース。使う段ボール次第で、ポップでカラフルにも、シックでクールにも。

初対面での名刺交換は、その先の仕事を円滑に進めるための大切な場面。ブランドものの名刺入れもいいですが、世界でたったひとつのカードケースなら、そこから会話が広がること間違いなし。社会へのメッセージや願いを込めつつ、あなたの個性を演出してくれるでしょう。

手ぶらでも参加できますが、お気に入りの段ボールの持ち込みも大歓迎。え、お気に入りの段ボールなんてない? それなら今日から、街で気になる段ボールを探してみては? 1枚の段ボールから、新しい世界が広がるかもしれません。

段ボールで、世界でひとつだけのカードケースを作ろう

日時 :2019年9月21日(土)①12:00〜13:30 ②15:00〜16:30
場所 国連大学本部 1F アネックスホール(東京都渋谷区神宮前5丁目53−70)
参加費
・おとな 3500円(税込)
・子ども(小学生〜中学生)1500円(税込)
・親子おそろい2個セット(小学生とおとな)4500円(税込)
※小学校低学年以下のお子様のご参加には、保護者の付き添いが必要です(付き添いのみの参加は無料)。
定員 :各回30名
持ち物:なし
申し込みPeatix または EventRegist (イベントレジスト)よりお願いします。

【講師】

島津さんpic

島津冬樹 FUYUKI SHIMAZU
1987年、神奈川県生まれ。2012年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。2015年、広告代理店を経てアーティストへ。2009年より路上や店先で放置されている段ボールから、財布を作る“CARTON”をスタート。現在では国内外での展示やワークショップを開催している。また日本のみならず、35か国を周り段ボールを集め、コレクションしている。2018年、自身を追ったドキュメンタリー映画『旅するダンボール』(監督:岡島龍介 / 配給:ピクチャーズ・デプト)が公開。また初のエッセイ「段ボールはたからもの 偶然のアップサイクル」(柏書房)がある。Instagram: carton_wallet

※ワークショップに向けて、MASHING UPチームは素材となる段ボールを集めています。街で見つけたステキな段ボールの情報を、twitterのハッシュタグ #MU段ボール探訪記で順次発信していきます。

ダンボール組

こんな段ボールでカードケースがつくれちゃうかも。

この取り組みとかかわりのあるSDGsゴールは?

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画像提供:CARTON

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中島理恵
ライター。神戸大学国際文化学部卒業。イギリス留学中にアフリカの貧困問題についての報道記事に感銘を受け、ライターの道を目指す。出版社勤務を経て独立し、ライフスタイル、ビジネス、環境、国際問題など幅広いジャンルで執筆、編集を手がける。

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