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資生堂が示すサスティナビリティへの本気。資源を守り、循環させる新ブランド

「いいモノ」であるだけでなく、それらを入手することで社会に少し貢献できたり、わたしたちをちょっとエンパワーしてくれたりする。そんなすてきなアイテムを紹介するコーナー「mu_beauty」

今回ご紹介するのは、樹木の恵みを享受するだけでなく、植樹活動によって資源を循環させることのできる資生堂の新スキンケアブランド「BAUM」

業界全体でサスティナブル化を推進

顔や身体、髪を洗う。あるいはスキンケアをする。生活に欠かせないこれらの行為を改めて見つめ直してみると、少なからず水を汚していたり、ケア剤のために材料を消費していたりと、汚染や消費につながっていることに気づかされる。

ある化粧品メーカーによれば、化粧品パッケージの約95%が1度の利用で廃棄されているという事実も。そこで昨今は、プラスチックボトルレスの容器を採用したり、パッケージの数を減らすためにヘアケアプロダクトやマッサージオイルを固形化させたりと、各社、容器の工夫を凝らしている。

また英国土壌協会の発表によれば、同国の2019年のオーガニックビューティ&ウェルネス市場は前年比4.5%アップ、8年連続右肩上がりと非常に人気が高い。Futerraが米国と英国で実施したリサーチでは、88%の消費者がサスティナブルな暮らしを実現するブランドを好むと回答。ビューティのサスティナブル化、クリーン化は、オーガニックやナチュラル系ブランドだけが気にかけるものではなく、大手化粧品メーカーも注力すべき点といえる。

持続可能性を探ってきた資生堂から新ブランド誕生

たとえば資生堂は、「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD」を企業理念に掲げ、紫外線をはじめとする環境と肌の関係性についての研究推進、環境対応パッケージの開発など、100年先も持続的に輝き、成長し続ける企業であるために、ビューティビジネスによって人びとが幸せになるサスティナブルな社会の実現を目指している。

2018年には日本企業として初めて「SPICE(Sustainable Packaging Initiative for CosmEtics:化粧品のための持続可能なパッケージングへの取り組み)」への参加を表明。資源効率性の高い商品や、化粧品業界全体のサスティナビリティへの取り組みの強化に努めてきた

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日本の循環する資源である「樹木」にフォーカスし、高い自然由来指数を目標としながらもプレステージとしてのテクスチャーのクオリティを追求した新ブランド「BAUM」。樹木の恵みを受け取るのみならず、樹木を守り育てる循環活動も行うことで、サスティナブルなブランドとして独自の立ち位置の確立を目指す。

その資生堂製品で注目を集めているのが、2020年5月末に誕生する「BAUM(バウム)」サスティナビリティを意識したブランドであり、同社の高価格帯製品が名を連ねる「プレステージ領域」から発売されるとあって、新ブランドにかける社の本気度がうかがえるし、実際、本当にすばらしい内容となっている。

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桜葉エキスやカシア樹皮エキス、イチョウ葉エキスなど、樹木由来の貯水・コンディショニング・ディフェンス成分が配合された「バウム ハイドロ エッセンスローション」。水分をたっぷり抱え込んだ濃密エッセンスがうるおいと透明感あふれる肌へと導く。ニキビになりにくい処方。本体150ml 6,500円、レフィル150ml 5,500円(ともに税別)※価格は参考小売価格(店舗によって異なる場合がある)。

テーマは「樹木との共生」。成分・パッケージといった製品自体が環境に負荷をかけないよう設計されているのはもちろん、BAUMを使うことで樹木を育てることにも貢献できるの仕組みがあるのだという。資源を守るだけでなく、循環させるという発想がおもしろい。

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樹木の恵みと出会う場所をコンセプトに設計された「NEWoMan 横浜店」の店舗イメージ。都会の喧騒にストレスを感じる日々のなかで、ひとときの安らぎを得られる止まり木のような存在を目指しているのだそう。

樹木の恵みを享受しつつ、未来へつなげていく

商品は、樹木の貯水・成長・環境防御の3つの働きに着目し、年齢・性別を問わず健やかな肌をサポート。

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自然由来指数99.3%を誇る「バウム モイスチャライジング オイル」。オイルとエッセンスが2層になっており、同アイテムで肌をうるおし、やわらかくほぐすことで、肌表面はしっとりリッチな感触に。本体60ml8,000円、レフィル60ml7,000円(ともに税別)※価格は参考小売価格(店舗によって異なる場合がある)。

クレンジングからマスク、ローション、オイルなど27品目45品種登場し、全製品、パラベン、シリコン、合成着色料を使用せず、90%以上を自然由来の素材から製造する。自社研究所で多くの先端研究を行い、製品化してきた同社の技術を最大限駆使した設計で、自然由来であることと極上の使い心地とを両立させた。

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「まとう森林浴」ともいうべきフレグランス「バウム オーデコロン」。心が整う、安らぎの香り。60ml10,000円(税別)※価格は参考小売価格(店舗によって異なる場合がある)。

ラグジュアリーなムードを醸すパッケージデザインのポイントとなっている木材は、オーク(ナラ)。木製家具メーカーのカリモク家具とコラボレートし、家具の製造工程で発生したオークの木片を再生利用したのだそう。一方、住友林業とも協業し、オークを中心とした植樹も行う。これにより「BAUMの森」として資源を循環させる仕組み。

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すべるようになめらかなのびで、すばやく手肌になじみ、しっとりとうるおいを与えつつも肌表面はさらりとした使い心地の「バウム アロマティック ハンドクリーム」。ウッドランドウインズ、フォレストエンブレイス、シンフォニーオブツリーの3種の香調がスタンバイ。本体75g 2,700円~、レフィル150g4,000円(ともに税別)※価格は参考小売価格(店舗によって異なる場合がある)。

樹木の恵みを受け取るのみならず、植樹活動などを通じて自然への恩返しも行う。従来の資生堂ファンはもちろん、ナチュラルコスメ好きなど多くの人を虜にしそうな新ブランドの誕生だ。

BAUM(バウム)

電話:0120-81-4710(資生堂 お客さま窓口※月〜金10:00〜16:00)※すべて2020年5月30日(土)発売。※伊勢丹新宿店本館での2020年5月30日(土)〜6月9日(火)ほか、期間限定ポップアップストアを開催予定。詳細はウェブサイトにてチェックを。

BAUM

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多田亜矢子
編集&ライター。2006年、マガジンハウスに入社。雑誌『Hanako』『GINZA』編集部に勤務し、ビューティ、ファッション、グルメなどを担当。現在はフリーランスとして「Hanako.tokyo」や「FUDGE.jp」などで活動中。

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