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- 外袋完全植物由来プラ使用、食材廃棄量も低減。あのミールキットが、いっそう地球フレンドリーに
「いいモノ」であるだけでなく、それらを入手することで社会に少し貢献できたり、わたしたちをちょっとエンパワーしてくれたりする。そんなアイテムを紹介するコーナー「mu_lifestyle」。
今回ご紹介するのは、地球とヒトにますます優しくなる「Kit Oisix」。
外袋の全要素を植物由来プラに
2020年7月から義務化される、プラスチック製レジ袋の有料化。4月に前倒しスタートする企業もあり、注目が集まっている。
「Oisix」が展開するミールキット「Kit Oisix」も、4月から外袋を植物由来プラに変更すると発表した。袋やレシピポケットなど、外袋を構成するすべての要素にバイオマス素材を採用するのは、日本初(※1)。というのも、バイオマス素材は種類が増えてきているものの、どれを採用してもコストが約1〜2割アップしてしまうため、導入がなかなか進んでこなかったのだそう。
必要量の食材と調味料がレシピとセットで届くミールキット「Kit Oisix」。約20分で主菜と副菜の2品を作ることができる。週替わりで20メニュー以上がそろい、スマホやパソコンから注文可。主菜と副菜の2品ができるキットは2人前980円〜、サラダなど単品キットは590円〜。写真は「そぼろと野菜のビビンバ/長ねぎとのり、豆腐の韓国風スープ」1,180円(主菜・副菜各1セット2人前)(すべて税別)※入会金・年会費無料。
しかしバイオマス素材へシフトさせることにより、Kit Oisixでは石油由来プラスチック使用量の年間約3トンの削減、二酸化炭素排出量の年間約13トンの削減につながることから、4月出荷分より順次切り替えを実施し、5月には全品切り替えに踏み切る。
食品ロスの問題解決にも寄与
ちなみにこのKit Oisixは、食品ロスの削減にも役立つ。必要量の食材と調味料がレシピとセットになって届くため、家庭での食材廃棄を減らすことができるという。利用者調査によれば、1食あたりの食材廃棄量は約3分の1に減少(※2)。しかも余剰野菜を積極活用しており、これらはすべて全国1千軒以上の契約農家から集めた有機・特別栽培野菜ゆえ、食品ロスの削減だけでなく、環境配慮までかなえてくれる。
ヘルシーメニューが速攻仕上がる
献立は人気のシェフや料理研究家が監修し、20分以内で1つのセットから2品も作ることが可能。全メニューに5種類以上の野菜が入っていて、野菜は次亜塩素酸や殺菌剤は使わず水洗い、届ける直前にカットされているとのこと。
必ずしも毎週オーダーしないといけないわけではなく、好きな頻度で注文OK。つまり健康だけでなく、忙しいひとの時間までもサポートしてくれる。地球と我々の強い味方として覚えておきたい。
※1 オイシックス・ラ・大地調べ
※2 調査概要(調査方法:インターネット調査/調査時期:2019年6月24日~30日)/調査対象:Kit Oisix利用者58人)
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