新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、自宅で過ごす時間が増えつつあるなか、コロナ後の活動に向けた準備期間に充てている人も多いだろう。
「人生の岐路に立ったときに勇気づけられた」「キャリアやイノベーションを考える上でヒントになる」本やコンテンツを、MASHING UPにゆかりのある人々に教えてもらった。
山田ズーニー『あなたの話はなぜ「通じない」のか』
image: 筑摩書房
ケンコーコムやイケアジャパンでマネージャーを経験したのち、現在はインターネット広告を手がけるグラッドキューブ取締役COO/IROを務める財部友希氏が選んだのは、山田ズーニー著の『あなたの話はなぜ「通じない」のか』(筑摩書房刊)だ。
30歳の頃、手にとった本。自分の考えを整理するのにとても役立ちました。さらっと読めてしまうのですが、2回、3回と繰り返し読みながら、大事なポイントに線を引いたり付箋を貼ったりして、ボロボロになるまで読み返しました。(財部氏)
人によって理解しやすい言葉や、頭の中で処理するプロセスは異なる。同じことを言っても、伝わる相手とそうではない相手がいるのはそのためだ。
考えがあっても、伝わらなければ意味がない。上司に、あるいは部下にどう伝えたら伝わるのか、またわかりやすく自分の考えを整理するにはどうすればいいか。財部氏は、この本を読むと同時に同じテーマの本を3冊は併読して、ひとりの著者の考えに偏らないようにしながら学んだという。
成功した人の話よりも失敗した経験から学び、自分でマインドマップを作成するなどして、思考を整理することで視座が広がっていくのではないかと、個人的には思います(財部氏)
また、Netflixでは「グウィネス・パルトロウのグープラボ」を満喫したという財部氏。タブー視されてきたトピックを体験し、ドキュメンタリーで放映する内容に刺激を受けたそう。女性の健康をサポートするフェムテックに興味がある人にはおすすめだ。
同じくNetflixの「ハサン・ミンハジ:愛国者として物申す」は、世界各国の政治や話題のニュースを取り上げて、さまざまな角度から斬るというコンテンツ。コメディとしても楽しめるので、stay home中の気分転換にもなるという。
▼ Sponsored
この記事に関連する人
イベント
おすすめ
JOIN US
MASHING UP会員になると
Mail Magazine
新着記事をお届けするほか、
会員限定のイベント割引チケットのご案内も。
Well-being Forum
DE&I、ESGの動向をキャッチアップできるオリジナル動画コンテンツ、
オンラインサロン・セミナーなど、様々な学びの場を提供します。