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耕作放棄茶園から生まれた茶葉を、世界に通用する逸品に

「いいモノ」であるだけでなく、それらを入手することで社会に少し貢献できたり、わたしたちをちょっとエンパワーしてくれたりする。そんなすてきなアイテムを紹介するコーナー「mu_lifestyle」

今回ご紹介するのは、耕作放棄茶園の活性化をはかる「The Tea Company」

日本のお茶人気のいま

健康ブームにより、海外で顕著だった抹茶人気。その抹茶に牽引され、緑茶輸出額は2017年、2018年と2年連続で過去最高額を更新。しかし2019年、前年比4.5%減の146億4161万円と18年ぶりに減少へと転じた。これは高級茶よりも比較的安価な食品加工向け需要が高いことに起因するのだが、今後の輸出拡大に向けポイントとなるのは「日本でしか作れない高品質の茶や、加工技術の確立の重要性」だそう。

耕作放棄茶園の再生を目指して

これを踏まえて紹介したいのが、国産の有機・農薬不使用栽培による最高品質の茶葉を使用するボトルドティー・ブランド「The Tea Company」

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国産の無農薬栽培茶葉を、茶葉ごとに抽出条件を変え、1本ずつていねいにボトリングしたThe Tea Companyのボトルドティー「The D’or」。茶葉の個性が最大限に引き出されており、「玉露」は魚介類に、「あさのか」は野菜や豆腐料理に、といった、お茶を料理に合わせるティーペアリングにぴったり。

同社がブランドをスタートさせたきっかけとなったのが、耕作放棄茶園の存在だという。

「日本茶は、いま、変化を求められています。茶葉消費量の減少、単価の下落、生産者の高齢化など、さまざまな理由でお茶を作る人が減り、耕作放棄によってこの瞬間も茶畑が失われているのが現状です」(「The Tea Company」広報・高城良子さん)

茶園の損失は、貴重なお茶の品種の損失につながる。また、耕作放棄茶園は野生動物の棲家となり、他の農作物を荒らすなどの獣害を発生させてしまう。

しかし一方で、耕作放棄されることで化学肥料や農薬が土壌から抜けてもゆく。お茶のなかでも発酵茶は、窒素肥料を控えたほうがその特性を引き出しやすく、耕作放棄茶園は発酵茶の栽培に最適である。そこでThe Tea Companyは、耕作放棄茶園を再生させ、次世代につなぐ新しい日本茶を創出することを目指して始動した。

ワインのように香り高い発酵茶

烏龍茶の本場・台湾で発酵茶の住み込み修行をした茶師・渡邉拓哉さんが発酵茶に合う日本品種の選定、製茶、仕上げまでを一貫して担当し、「つゆひかり」を代表とするワインのように料理にペアリングして楽しめる香り高いアロマを持ったお茶を生み出す。同社ではそのほかにも希少品種や単一品種のボトルドティーのほか、「玉露」や「おくみどり」などの茶葉もラインナップ。2020年5月1日にリリースされた新製品は、鹿児島県産茶葉を使った有機抹茶だ。

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The Tea Companyの茶師があらゆる抹茶を飲み比べて選んだ、鹿児島・霧島の雄大な自然のもと育てられた有機抹茶。写真は有機抹茶30gと茶筅セット(ギフトBOX入り)2,800円。単品は有機抹茶30g 1,200円、茶筅1,500円(すべて税別)。

「有機・農薬不使用栽培のお茶にこだわるのは、農薬による農地のダメージを防ぐと同時に、農家の健康被害を防ぎ、ひいては農家や日本の茶園を守ることにもつながるからです。それに、野菜のように洗わず、そのまま抽出していただくお茶だからこそ、有機や農薬不使用栽培である点は大切だと思います」(高城さん)

厳選され、環境に配慮したエシカルなものづくりで最高のクオリティに高められたThe Tea Companyの発酵茶は、世界に通用する逸品といえる。

The Tea Company

電話:03-6457-3678

The Tea Company

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多田亜矢子
編集&ライター。2006年、マガジンハウスに入社。雑誌『Hanako』『GINZA』編集部に勤務し、ビューティ、ファッション、グルメなどを担当。現在はフリーランスとして「Hanako.tokyo」や「FUDGE.jp」などで活動中。

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