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テクノロジーで変わるつながりと表現。#TheNewNomalな生き方、働き方とは?

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働き方、ひいては生き方の多様化を誰もが痛感したこの数か月。さまざまな制限が強いられるなかで、人と人、人と情報をつなぎ、新たな価値観をもたらしてくれたのがPCなどのデバイスとインターネットというテクノロジーだ。

そんななか、MASHING UPは革新的な製品とソリューションの提供を掲げる日本HPとコラボレーションをし、「新しい『つながり』をつくる#TheNewNormal な生き方、働き方──NewLife with Tech!」と題したオンラインイベントを2020年6月13日(土)に開催。さまざまな分野で活躍する7人の登壇者がPCのモニター上で3つのセッションを展開し、これからの働き方と生き方、そして人や情報とのつながり方を探った。

「オンラインがオフラインを豊かにする」という価値観

伊勢谷友介氏

伊勢谷友介氏

撮影/YUKO CHIBA

ひとつ目のセッション「枠を超えてつながる未来と、#TheNewNormalが求める『人間力』」のゲストスピーカーは、社会活動にも力を入れる俳優、映画監督、リバースプロジェクト代表の伊勢谷友介氏。聞き手にシンクタンク・ソフィアバンク代表の藤沢久美氏を迎えてトークを展開した。

冒頭、この数か月でどんな変化があったかを問われると「まず、人とのつながり方が一気に変わった」と伊勢谷氏。それまでは目上の人に「なんとか時間をつくって会ってほしい」とお願いしても叶いにくいこともあったが、「オンライン化が進んだことで、わざわざ会いに行かなくてもPCがあればどこでも会える」。ほんのわずかな時間があればプレゼンも可能になったと話す。

これには「この便利さを知ると、きっともう元には戻らないと思う。ニューノーマルとして続けていきたいことの大きなひとつ」と藤沢氏も大きく共感した。

そしてもうひとつ、伊勢谷氏にとって大きく変わったのが「仕事と趣味のバランス」。打ち合わせなどのオンライン化が進み、移動がなくなったことで「趣味の間に仕事が入ってくる」という新しい感覚を得たという。自身が代表を務める「リバースプロジェクト」は自身曰く「アナログ的な会社」だったのが、ほとんどの業務をオンライン化したことで仕事の効率が加速した。

「仕事をオンライン、趣味をオフラインとすると、オンラインの新しいワークスタイルのおかげでオフラインの比重が高まりましたよね。ということは、みんなにとって幸せな時間が増えていくはずなんです。それは間違いなく“ニューノーマル”と言えるのではないでしょうか」

セッション1

伊勢谷友介氏(左)と、藤沢久美氏(右)。セッションはYouTubeで限定配信され、約1,000人もの視聴者が参加した。

話題は、藤沢氏も関心を寄せる伊勢谷氏の社会活動にも及んだ。リバースプロジェクトがテーマに掲げるのは「地球環境のサスティナビリティと種の存続」。衣食住をはじめとし、エネルギー、メディアといった分野での社会活動をおこなっている。さらに2019年4月には代々木に本校を構えるLoohcs(ルークス)高等学院を設立し、教育にも参入。

「若い世代には『三日坊主万歳!』と伝えています。僕の高校は制服もないしルールもない。指針を自分たちで決めていくわけです。そのためには自分たちにとって何がいいことなのかを知らなくてはいけない。僕の時代は“石の上にも3年”と教えられましたけど、三日坊主でいいから興味があるものには可能な限りふれて、自分が好きなもの、そうではないものを見分けることが大切だと思っています」

また、働き方にも「全人類タグ付け計画」という持論を展開。定年を迎え、会社の肩書きがないと働けない社会ではなく、積み重ねてきた技術をタグ(=肩書き)にして、その人の社会的価値を担保するという考え方で、老後でも働きたい人は働ける、そんな社会を目指すという。そんな伊勢谷氏の力強い言葉に、視聴者からは多くの共感や期待のメッセージが寄せられた。

→伊勢谷友介氏のスペシャルインタビューが見られる! 日本HPの特設サイトはこちらから

「知の交流」を進め、アートの可能性を広げるテクノロジー

スプツニ子!氏

スプツニ子!氏

撮影/YUKO CHIBA

ふたつ目のセッション「つながる、創る。#TheNewNormal がひらく新たな扉」には、アーティストで東京藝大で教鞭もとるスプツニ子!氏と、国内最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」のオーガナイザーとしても活躍する&Co.,Ltd.代表取締役の横石崇氏が登壇。

美術館が休館し、自身のインスタレーションが展示されていた企画展が会期中に打ち切られてしまったというスプツニ子!氏。しかし作品がVR展示されたことで「これもアートの未来なのかな」と思いを馳せたという。

VR化することで、作品はパーマネント(恒久展示)になるんだと思えてうれしかったですね。それに美術館へ足を運ばずとも、自分の作品が世界中の人に見てもらえる。そんなVR展示の可能性を感じました」

テクノロジーの恩恵には以前からあずかっていて、海外とのやり取りはオンライン会議で済ませることが多かったとか。

「一部ではすでに採用されていたオンライン化を皆がやるようになったら、“失礼”ではなくなったのが一番大きな変化。日本ではどうしても、大切な打ち合わせは対面しないと失礼にあたるとされてしまいます。15分の顔合わせのために7~8人の大人が時間をかけて移動する。それはもったいないですよね」

「どこにいるかという垣根を越えて、オンラインなら誰とでもプロジェクトを進められる」というスプツニ子!氏の言葉に、横石氏も「イベントを企画する上で、一番大変だったのが会場探しでしたが、その苦労がなくなりました。その代わり、国内外のメンバーや視聴者にあわせて何時に開催するのか、時間を設計するという感覚がおもしろいですね」と共感を示した。

セッション2

スプツニ子!氏(左)と、横石崇氏(右)。

また、ライフ・ワークスタイルと同様にオンラインの可能性を感じるのが「学び」

オンラインは『知の交流』に向いていると感じます。大学の授業がオンラインになったので、ロンドンやNYから講師を招いて刺激的な学びが得られるようになりました。そこへ学生たちがチャットでコメントを入れたり、質問をしたり。また、コラボレーションツールで数十人がブレインストーミングをしたり。ライフ・ワークスタイルの多様化が注目されていますが、学び方にも同じことが言えるのではないでしょうか」

オンライン授業になったことで、創作の場を地方に移した学生もいる。また、2メートルのソーシャル・ディスタンスを保ちながらデートをするための道具や様式が学生の研究テーマになったりと、私たちを取り巻く環境の変化が新たな課題を見つけるきっかけになったのは確か。これまでとは違うアートの価値観を見出せる未来を予感させ、セッションは幕を閉じた。

→スプツニ子!氏のスペシャルインタビューが見られる! 日本HPの特設サイトはこちらから

Z世代に学ぶ、ニューノーマル時代を生き抜くスキルとは

セッション3

平山潤氏(左上)、山本奈衣瑠氏(右上)、酒向萌実氏(下)。

最後のセッション「次世代カルチャーをつくる #TheNewNormal」では、『NEUT Magazine』編集長 平山潤氏、GoodMorning 代表取締役社長 酒向萌実氏、モデルでコンセプトマガジン『EA magazine』編集長の山本奈衣瑠氏の3名を迎えて、Z世代、ミレニアルズと言われる若い世代がニューノーマル時代に何を考え、クリエイションにどのように向き合ったのかを聞いた。

メディアをつくるうえで欠かせないのが、取材や撮影。クリエイターたちは人が集まることができないという制限下で、いかに素材を集めて形にするかという問題を突きつけられた。

「ある雑誌では、さまざまな業界で活躍する100人以上の人にリモートインタビューした特集を組みました。その号は値段がいつもよりも高いのに、普段よりも売れたそうです。 制限された環境下での試行錯誤が新しい価値観を生んだいい例ですね」と平山氏は語る。自身が編集長を務めるメディアでは、若い世代が社会や政府、企業に何を求めているかを調べ、その内容を公開した。

「Z世代は、ミレニアルよりもっと社会課題に対して自分たちが声をあげることの大切さに気づいている世代。社会や政府、企業がマイノリティや社会的弱者にどう向き合っているか気にかけながら、どう表現するか、どう生きていくかを考えている」

一方、社会問題に向き合うのは、自分が社会のなかで生き残るためと語るのが山本氏。

「若いのに偉いねって言われるけど、若いからじゃなくてサバイバル的な感じ。マスクや給付金のことで、政府の決定が私たちの生活に直結することをすごく実感した。だから情報をちゃんとキャッチアップして、悪いほうへ転ばないように市民として監視して、声をあげていかないと

また、社会課題の解決に特化したプラットフォームを運営する酒向氏は「私たちのプラットフォームは、社会課題を可視化するショーケースのようなもの。ある種のメディア的な役割を果たしているように感じる」と語る。

3人の意見が一致したのは、ニューノーマル時代を生き抜く大切なスキルは「セルフエデュケーション」だということ。学校や親から教わることは限られる。かといってテレビは毎日同じニュースばかり。それでも「教わっていないから」と自分の無知を正当化するのではなく、自分で情報を取りにいき、知識を底上げしていきたいと口を揃える。

「自分が生き残っていくために必要な情報を得ることは、僕たちの世代に限らず、みんながやっていくべきこと」と平山氏。社会や政治、教育に対する彼らの見解は頼もしく、どの世代にとっても学びの多いセッションとなった。

デジタルスキルの可能性に思いを馳せて

1,000名を超える参加申し込みがあり、開催前から関心の高さがうかがえた今回のイベント。気づき、共感、敬意など、さまざまな思いをオンライン上で交換することができた。

異なるライフ・ワークスタイルを持つ登壇者と視聴者がつながり、思いを共有できたのはデジタルスキルがあるからに他ならない。また、表現や発信という行為においてもデジタルスキルは不可欠だ。各セッションを通じ、デジタルスキルの可能性についても想いを馳せることができた。

→伊勢谷友介氏、スプツニ子!氏のスペシャルインタビューが見られる! 日本HPの特設サイトはこちらから

<出演者>

伊勢谷友介氏(俳優、映画監督、リバースプロジェクト代表)

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1976年、東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。1998年より俳優として活動。2002年、初監督作品『カクト』が公開。2009年、様々な才能を持ったアーティスト・プロデューサーが集結し、「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか」というテーマを掲げるクリエイティブカンパニー、株式会社リバースプロジェクトを設立。人間がこれまでもたらした環境や社会への影響を見つめなおし、 衣・食・住のみならず、教育・芸術・まちおこしといった分野において未来における生活を新たなビジネスを通して提案し、様々な企業とともに社会課題解決型のプロジェクトを実施。2010年より、サステナビリティをテーマにしたラジオ番組「EARTH RADIO」のパーソナリティを9年間務め、今年からYouTube番組として配信している。また「Loohcs高等学院」の学長も務め、注目を集めている。

藤沢久美氏(シンクタンク・ソフィアバンク代表)

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大阪市立大学卒業後、国内外の投資運用会社勤務を経て、96年に日本初の投資信託評価会社を起業。99年、同社を世界的格付け会社スタンダード&プアーズに売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。現在、代表。20007年、ダボス会議を主宰する世界経済フォーラムより「ヤング・グローバル・リーダー」に、さらに翌年には世界の課題を議論する「グローバルアジェンダカウンシル」のメンバーにも選出され、世界40か国以上を訪問。政府各省の審議委員、日本証券業協会やJリーグ等の公益理事といった公職に加え、静岡銀行や豊田通商など上場企業の社外取締役なども兼務。自身の起業経験を元に、NHK教育テレビ「21世紀ビジネス塾」のキャスターとして、全国の中小企業の取材を経験後、国内外の多くのリーダーとの交流や対談の機会に積極的に参画し、取材した企業は1,000社を超える。現在、政官財の幅広いネットワークを活かし、官民連携のコーディネータとして活躍。ネットラジオ「藤沢久美の社長Talk」のほか、書籍、雑誌、テレビ、各地での講演などを通して、リーダーのあり方や社会の課題を考えるヒントを発信している。2020年3月に早稲田大学大学院スポーツ科学研究科を首席で修了。

スプツニ子!氏(アーティスト、東京藝術大学デザイン科准教授)

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© MAMI ARAI

1985年生まれ。インペリアル・カレッジ・ロンドン数学科および情報工学科を卒業後、英国王立芸術学院(RCA)デザイン・インタラクションズ専攻修士課程を修了。RCA在学中より、テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像インスタレーション作品を制作。最近の主な展覧会に、2019年「未来と芸術展」(森美術館)、「Cooper Hewitt デザイントリエンナーレ」(クーパーヒューイット、アメリカ)、「BROKEN NATURE」(第22回ミラノトリエンナーレ、イタリア)、2017年「JAPANORAMA」(ポンピドゥーセンターメス、フランス)、2016年「第3回瀬戸内国際芸術祭」(ベネッセアートサイト直島)、「NEW SENSORIUM」(ZKMアートセンター、ドイツ)、「Collecting Future Japan – Neo Nipponica」(ビクトリア&アルバート博物館、イギリス)など。2013年よりマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教に就任しDesign Fiction Groupを率いた。現在は東京藝術大学デザイン科准教授。VOGUE JAPAN「ウーマンオブザイヤー2013」受賞。2014年 FORBES JAPAN「未来を創る日本の女性10人」選出。2016年 第11回「ロレアル-ユネスコ女性科学者」日本特別賞受賞。2017年 世界経済フォーラム「ヤンググローバル リーダーズ」、2019年 TEDフェローに選出。著書に『はみだす力』(宝島社)がある。

横石崇氏(&Co.,Ltd. 代表取締役 / Tokyo Work Design Weekオーガナイザー)

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1978年、大阪市生まれ。多摩美術大学卒業。広告代理店、人材コンサルティング会社を経て、2016年に&Co., Ltd.を設立。ブランド開発や組織開発をはじめ、テレビ局、新聞社、出版社などとメディアサービスを手がけるプロジェクトプロデューサー。また、「六本木未来大学」アフタークラス講師を務めるなど、年間100以上の講演やワークショップを行う。毎年11月に開催している国内最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」は3万人の動員に成功。法政大学キャリアデザイン学部兼任講師。鎌倉のコレクティブオフィス「北条SANCI」支配人。代官山ロータリークラブ会員。米国ビジネス誌「FAST COMPANY」をはじめ国内外でアワード受賞。著書に『これからの僕らの働き方』(早川書房)、『自己紹介2.0』(KADOKAWA)がある。

平山潤氏(NEUT Magazine編集長)

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1992年、神奈川県相模原市生まれ。成蹊大学卒。ウェブメディア『Be inspired!』編集長を経て、現在は『NEUT Magazine(ニュートマガジン)』創刊編集長を務める。『NEUT Magazine』では「既存の価値観に縛られずに生きるための選択肢」をコンセプトに、先入観に縛られない視点を届けられるよう活動中。

酒向萌実氏(GoodMorning 代表取締役社長)

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1994年2月生まれ、東京出身。ICU卒。2017年1月より株式会社CAMPFIREに参画。ソーシャルグッド特化型クラウドファンディング”GoodMorning”立ち上げメンバーとしてプロジェクトサポートに従事、担当した代表的な事例として、スタディクーポン、日本初の裁判費用クラウドファンディングなど。事業責任者を経て、2019年4月に事業を分社化、株式会社GoodMorning代表に就任。一人ひとりが連帯し合える社会を目指し、クラウドファンディングを活用した社会課題解決や認知拡大などに取り組む。

山本奈衣瑠氏(モデル)

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2014年、モデル活動開始。2019年よりフリーランス、雑誌や広告CMなど幅広い分野で活動中。モデル業をしながらコンセプチュアルマガジン『EA magazine (エアマガジン)』の編集長として仲間と共にマガジン制作にも取り組む。2020年5月に第2号を発行。

伊勢谷友介:ヘアメイク/ShinYa(PRIMAL)、スタイリング/葛西信博
スプツニ子!:ヘアメイク/CHIFUMI (SIGNO)

文/大森りえ

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