総合人材サービス、パーソルグループのeiicon company(パーソルイノベーション株式会社内 社内ベンチャー)が運営するオープンイノベーションプラットフォーム「eiicon(エイコン)」が、リブランディングを発表した。
「eiicon」は、2017年2月に「価値ある出会いが未来を創る」をビジョンに、無料で共創先を探し、直接、新規事業担当者をはじめとする社外との共創窓口とつながることができる国内唯一のオープンイノベーションプラットフォームとして誕生。
「eiicon」によるニーズとシーズとのマッチングは、大手や中小など企業規模を問わず、さらに官公庁や地方自治体などジャンルを問わない組織同士の共創をも実現可能な場に成長。
事業開始からわずか3年で、累計登録社数15,000社、共創実績280社の実績を上げ、海外からも注目を集め、今では国内最大の規模となっている。
革命、共創、新たな価値をさらに見出すためのリブランド
今回のリブランディングにより、オープンイノベーションプラットフォーム「eiicon」は、「企業同士が出会う場である」という意味を込めて「AUBA(アウバ)」に、また、事業を活性化するビジネスパーソン向けメディア「eiiconlab(エイコンラボ)」は「企業が灯る場である」という意味を込めて「TOMORUBA(トモルバ)」にブランド名を変更した。
より出会いやすく、より成果を上げやすく
eiicon company 代表 / founderの中村亜由⼦氏。
「AUBA」へのリブランドに合わせて、これまで3年間蓄積されたユーザーからの要望をもとに、オープンイノベーションを行いやすくするためのUI・UX改善を実施。
基本機能の変更は使いやすさを保つために極力抑えつつ、目的の企業を効率よく探せるための検索機能の詳細設定の拡充や、AIを活用したOI(オープンイノベーション)マッチングによる共創先の提案機能も実装。
企業同士が同じ課題解決を目指すパートナーと出会いやすく、かつ、つながりが生まれ、成果をしっかり追いながら結実するまでの過程を管理するための機能を備えた。
「AUBA」では今後さらに、オンラインコンサルティング強化で共創の向上を目指していく。昨年末体系化し、それまでに870社の支援実績のあったメンタリングコンサルティング部隊を変更。
より共創実装力を持つ組織体制に変更し、PR作成サポート、メッセージ作成サポート、メッセージ仲介、企業リクエストなどのオンラインコンサルティング支援により、オープンイノベーションを加速する。事前の実証実験では、企業間同士の面談率を30%向上させている。
プラットフォームをAPI化、スタートアップにも利用しやすい「AUBA」に
「AUBA」「TOMORUBA」のプラットフォームはAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)化も今回のタイミングで実現した。
日本において、オープンイノベーションが手段として根付きつつある今、海外との連携を視野に入れ、API化によりSaaS(ソフトウェアとしてのサービス)型での提供を可能にする狙いだ。
また、「AUBA」プラットフォームのサブスクリプションプランにもスタートアップ企業がより共創しやすい環境づくりとして、「スタートアップブーストプラン」を新設。基本無料のプラットフォームではあるが、創業5年以内、資本金1,000万円以下の企業に限りコンタクトチケットを安価で提供し、共創加速を費用面でアシストする。
eiicon companyは今回の「AUBA」「TOMORUBA」へのリブランディングを機に、登録企業/組織のイノベーション、オープンイノベーション、インキュベーションを網羅し、一気通貫での共創実現を加速させていく。
[eiicon]
image via shutterstock

イベント
おすすめ
JOIN US
MASHING UP会員になると
Mail Magazine
新着記事をお届けするほか、
会員限定のイベント割引チケットのご案内も。
Well-being Forum
DE&I、ESGの動向をキャッチアップできるオリジナル動画コンテンツ、
オンラインサロン・セミナーなど、様々な学びの場を提供します。