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デザインシンキングからフェムテック、未来型組織論まで。これからのビジネスに必要な学びを

Un-LEARN

(左から)福原志保氏、入山章栄氏、佐宗邦威氏。

MASHING UPは、「世界の枠組み(フレームワーク)を再設計する」ことを目指すラディカル・デザイン・ラボ「Unchained」とコラボレートして、社会変革を目指す人々のための個人向けラーニング&コミュニティ「Un-LEARN」を、今年から開催している。

コロナ後を自ら創る。Unchainedがラディカルに描く未来の社会/小林弘人 ✕ 菊池紳

ポストコロナ時代をどう生き抜くか。世界が変わるのをただ待つのではなく、望む方向に社会をリードしていく重要性を2人のキーパーソンに聞いた。

https://www.mashingup.jp/2020/04/unchained.html

起業家、社会起業家の卵、社内企業家や次世代経営陣など、これからの社会づくり・組織変革をドライブする個人と先駆者達が集うUn-LEARNがどのようなものなのか、シーズン1の様子を垣間見てみよう。

多様な領域で「対話と議論」を繰り返す

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Un-LEARNは、3か月ごとの各シーズンに国内外を代表するオピニオン・リーダーやイノベーター6名を講師(リード)に迎え、各講師が2週間を担当。オンラインで講義と対話によるインプット、共同作業とディスカッションによるアウトプットを行い、これからの社会デザインを学んでいく。

2020年6〜9月開催されたシーズン1では、Yahoo!アカデミア学長の伊藤羊一氏、アーティストの長谷川愛氏をはじめ多彩な面々が講師を担当。濃密で実り多いディスカッションに、講師陣、参加者ともに大いに刺激される内容となった。

いつか「女性リーダー」という言葉がなくなる日まで/ Yahoo!アカデミア学長 伊藤羊一さん

ヤフー内の企業内大学、Yahoo!アカデミアで、昨秋から「女性リーダークラス」がスタートした。なぜ、誰のために? 学長の伊藤羊一氏に話をうかがった。

https://www.mashingup.jp/2020/03/yahoo_academia.html

たとえば、シーズン1の第10回「SDGsとジェンダーから考える”ニューノーマル”」では、MASHING UPのアドバイザリーボードで、Gender Action Platform 理事の大崎麻子氏が講師を担当した。

大崎氏は、ジェンダーとは、性別とは違う「男性らしさ・女性らしさ」という文化的な概念であると説明したうえで、それが制度や法律の中に反映され、構造化されていることや、海外での傾向と日本の立ち位置、現代における課題などを講義した。

次に、Zoom上のグループにわかれ、参加者同士でグループディカッション。前週に出された宿題に対して、参加者同士で意見交換を行っていく。宿題のテーマもユニークだ。たとえば、「家事や育児、介護のような無償ケアワークと呼ばれるものを、奉仕ではなく価値のある労働として再分配するためにはどうしたらいいのか?」という質問。これには、「育休取得で新しい役職を取得できるようにする」という意見が出た。

また、現在は男性主体の「STEM分野で、女性の参画を促すためにはどうするか?」という質問に対しては、子どもたちにわかりやすくサイエンスを教えるでんじろう氏を例に出して、「女子中学生が“でんじろうガール”となって小学生に実験を披露する」といったアイデアも。

世界の女性とガールズが自己決定しながら生きていけるように。ジェンダー平等の実現が私のライフワーク/大崎麻子さん[前編]

MASHING UPにも登壇決定! 女性のエンパワーメントに20年以上携わる大崎麻子さんに、SDGsにかける期待、今後の課題などについて聞きました。

https://www.mashingup.jp/2019/10/sdgs_gender_1.html

Un-LEARNの参加者は、大手メーカー勤務、女性起業家、編集者……と、仕事や参加の動機もさまざま。受講した人々からは、「話を聞いて終わりじゃなくて、考えるための課題や面白い仲間との議論が待っている。それがすごく楽しくて良い」、「学びは先生からの一方通行ではないことを知った。メンバー同士で予習して学び合うなど、性別、年齢、バックボーンの違うメンバーとの議論も濃くて、毎度ジワジワくる。Un-LEARNは本当に面白い」といった感想が寄せられている。

シーズン2は、さらなる魅力的なリード陣が集結

UnLEARN

9月から始まるシーズン2では、現在、参加者を募集中。シーズン1に引き続き、イノベーション論で知られる経営学者の入山章栄氏、多数のベンチャー企業の立ち上げに携わったリバネス代表の丸幸弘氏、バイオアーティストの福原志保氏ら、魅力的なリード陣が集結。リアルテックやレジリエンス、フェムテック、教育など、今後の社会のキーワードとなるさまざまなテーマについて語られる予定だ。

人の“想い”を未来に伝えていくには/福原志保さん[後編]

明るい未来を切り拓くための連続[LIFE after 2045]。バイオアーティスト福原志保さんに聞いた、“想い”を未来に継承してゆくためのヒント。

https://www.mashingup.jp/2019/07/singularity11_3.html

もちろん講義だけでなく、他の参加者やリード陣と親密に語り合い、卒業後も継続的に交流できる。社会を変えたい、行動を起こしたい、未来をかたる仲間が欲しい。Un-LEARNは、そんな人たちにフィットするかつてない豊かなイノベーター・コミュニティとなるはずだ。

講義はオンラインが基本。コロナ禍で外出を控える中、自宅で未来のための大きなステップを踏み出してほしい。詳細とお申込みフォームはこちらから。

MASHING UP読者限定、メディア限定チケット(10% off)¥148,500 になる割引コード有り! お申し込み時に、チケットタイプ【メディア限定チケット】、割引コード【 unlearn-media-season2 】をご入力ください。

Un-LEARN シーズン2

  • 期間:2020年9月〜11月
  • 時間:各回19:00〜21:30
  • 場所:原則オンライン開催
  • 対象者:企業や組織のイノベーションを担う次世代リーダー層
  • 価格:16万5,000円(税抜)
  • 申込締切:2020年9月20日
  • 特別割引、リピート割引あり
  • 詳細・お申し込みは、こちら!

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https://www.mashingup.jp/2020/08/citizen_xc_hikari_6.html

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中島理恵
ライター。神戸大学国際文化学部卒業。イギリス留学中にアフリカの貧困問題についての報道記事に感銘を受け、ライターの道を目指す。出版社勤務を経て独立し、ライフスタイル、ビジネス、環境、国際問題など幅広いジャンルで執筆、編集を手がける。

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