あなたは「社会貢献」についてどのようなイメージを持ちますか? 無償ボランティアや、NPOなどによるものを連想する人が多いかもしれません。
しかし今、組織が持つアドバンテージを活かして、社会貢献を行う企業が多く存在するのをご存知でしょうか。
2020年11月26日、27日に開催予定のMASHING UPカンファレンスvol.4では、CSRの領域を超えて、社会を良い方向にドライブさせている企業の取り組みにフォーカスし、それらが生み出す価値と未来の企業のあり方について考察します。
ビジネスと社会貢献の相乗効果が生み出す価値
各企業が独自のビジネスで培ったノウハウやネットワーク、そしてブランドイメージを最大限に活用すれば、社会をより良い方向へリードできるはず。これからは、事業と社会貢献活動の両立がスタンダードになると言われています。
これまでにもCSR(企業の社会的責任)という概念はありましたが、これは利益を稼ぐ代わりに“果たさなければならない責任”として、対極的な位置付けにあるものでした。
しかし今回の登壇者が取り組む活動は、事業と社会貢献活動とが同じベクトルを向いています。そして相乗効果と好循環をを生み出しながら、企業自身と社会の双方にとってより良い方向にドライブしているのが最大のポイント。
本セッションでは、各企業が取り組む素晴らしい取り組みに光を当てます。
ロート製薬・アクサ生命・不二製油……大企業のエグゼクティブが集結
セッションの登壇者は、ロート製薬株式会社 代表取締役会長・山田邦雄氏、アクサ生命保険株式会社 代表取締役社長兼CEO・安渕聖司氏、不二製油グループ本社 CEO補佐・河口眞理子氏、エッセイスト、タレント・小島慶子氏。
安渕氏は、新卒で入社した三菱商事を経て、ハーバード大学経営大学院を修了。数々の外資系企業を経て、現職に至ります。企業経営の傍ら、社会起業家支援や社会貢献活動支援にもエネルギーを注いできた安渕氏の考える社会貢献の現状や課題とは?
アクサ生命保険株式会社 代表取締役 社長兼CEO/安渕聖司
1979年に三菱商事(株)に入社し、1999年米国の投資ファンド,リップルウッド日本法人、2001年UBS証券会社を経て,2006年GEコマーシャル・ファイナンス・アジアに上級副社長として入社,2007年GEコマーシャル・ファイナンス・ ジャパン社長兼CEOに就任,2009年,GEキャピタル・ジャパン社長兼CEOを経て,2017年ビザ・ワールドワイド・ジャパン(株)代表取締役社長に就任。2019年にアクサ・ホールディングス・ジャパン(株)及びアクサ生命保険(株)の代表取締役社長兼CEOに就任。アクサの日本における保険3社(アクサ生命保険,アクサダイレクト生命保険,アクサ損害保険)の事業を統括。早稲田大学政治経済学部卒。ハーバード大学経営大学院卒。
またかねてより“事業の拡大と社会貢献性の両立”をミッションとして掲げてきた山田氏は、自社のビジネスを通じて、サステナブルな社会を目指すための貢献活動にも取り組んできました。
ロート製薬株式会社 代表取締役会長/山田邦雄
1979年、東京大学理学部物理学科卒業後、80年ロート製薬入社。慶應義塾大学大学院経営管理研究科卒MBA取得、99年代表取締役社長を経て、2009年より現職。
河口氏は、前職の大和総研時代に約20年間にわたってSRI(社会的責任投資)やCSR(企業の社会的責任)、ESG(環境・社会・企業統治に配慮した経営)の調査を担当。日本におけるCSR分野のパイオニアとしてけん引してきた実績があります。
不二製油グループ本社 CEO補佐/河口眞理子
立教大学特任教授、不二製油グループ本社CEO補佐、大和総研 特別アドバイザー。一橋大学大学院修士課程修了(環境経済)後大和証券入社。大和証券グループ本社CSR室長、大和総研研究主幹など歴任。2020年4月より現職。企業の立場(CSR)、投資家の立場(ESG投資)、生活者の立場(エシカル消費)の分野サステナビリティ全般に関し20年以上調査研究、提言活動に従事。アナリスト協会検定会員、国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン理事、NPO法人・日本サステナブル投資フォーラム共同代表理事。エシカル推進協議会理事、プラン・ジャパン評議員、サステナビリティ日本フォーラム評議委員、WWFジャパン理事。環境省中央環境審議会臨時委員、)経済産業省家電リサイクルにかかわる審議会、長野県環境審議会専門委員。
それぞれの視点から見た日本の現状と課題、企業と社会の新しい関係性、社会をよりよくするための社会貢献のあり方について議論します。
モデレーターを務めるのは、執筆や講演、コメンテーターとして多方面で活躍中の小島氏。日々社会問題について発信している小島氏が、本テーマについて率直な疑問や意見を投げかけます!
エッセイスト・タレント/小島慶子
1972年オーストラリア生まれ。幼少期は日本のほか、シンガポールや香港で育つ。学習院大学法学部政治学科卒業後、1995年にTBSに入社。アナウンサーとしてテレビ、ラジオに出演する。99年、第36回ギャラクシーDJパーソナリティー賞を受賞。ワークライフバランスに関する社内の制度づくりなどにも長く携わる。2010年に退社後は各種メディア出演のほか、執筆・講演活動を精力的に行っている。『AERA』『VERY』『日経ARIA』『withnews』など連載多数。現在は東京大学大学院情報学環客員研究員としてメディアやジャーナリズムに関するシンポジウムの開催なども行っている。10代〜20代で摂食障害、30代で不安障害を経験し、40歳を過ぎてから発達障害の一つである軽度のADHDと診断されたことを公表。自身の経験を通じて、病気や障害についても積極的に発信している。2014年より、オーストラリア・パースに教育移住。夫と二人の息子はオーストラリアで生活し、自身は日本に仕事のベースを置いて、日豪を行き来している。
MASHING UP カンファレンスvol.4
会期:2020年11月26日(木)13:00〜21:00 ※オンラインのみ
11月27日(金)13:00〜20:00 ※オンライン及びオフライン
オンライン配信:チケットご購入後、ご視聴方法とURLをお送りいたします。
オフライン会場(11月27日):ザ・ストリングス表参道
住所:東京都港区北青山3-6-8
アクセス:表参道駅B5出口 地下通路より直結
主催:MASHING UP実行委員会(株式会社メディアジーン、mash-inc.)
チケット:
・スタンダード(2日間のオンラインセッション全てに参加可)¥7,700
・ワンデイDAY1(11/26のオンラインセッション全てに参加可)¥5,500
・ワンデイDAY2(11/27のオンラインセッション全てに参加可)¥5,500
・プレミアム(オンライン+オフライン全てに参加可)¥22,000 ※完全招待制チケットです。ご希望の方は、コンタクトフォームよりお問い合わせください。
【学割】
・学割スタンダード(2日間のオンラインセッション全てに参加可)¥4,400
・学割ワンデイDAY1(11/26のオンラインセッション全てに参加可)¥3,300
・学割ワンデイDAY2(11/27のオンラインセッション全てに参加可)¥3,300
※セッション内容、登壇者、開催時間等は変更になる可能性がございます。
MASHING UPは、女性の視点から社会課題をピックアップし、議論を行うメディア&コミュニティ。女性活躍・ダイバーシティ推進を起点にスタートし、カンファレンスにおいては異なる性別、年齢、国籍、業種、業界を混ぜ合わせ(マッシュアップして)、新しい対話を生み出し、ネットワークを築くのはもちろんのこと、新しいビジネスを創出できる場を目指しています。国内外のスピーカーを招聘し、個人と企業、そして社会に、新たな視点をもたらすセッションを組み立てます。今年のテーマは「Explore! The New Well-being(これからのウェルビーイング)」。

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