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- サステナブルを日常に。アプリ「slowz」が提示する持続可能なライフスタイル
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近年あらゆるシーンで耳にするサステナブル、エシカルやソーシャルグッドという言葉。政府や企業などの取り組みにより、これらの概念はより良い未来を作る上で欠かせない視点である認識は、随分と浸透した。
しかし、果たしてそれらを日常生活と結び付け、実践している人は、どれくらいいるのだろう?
日本でサステナブルな生活様式が根付かない主な原因として、知識を体系的に学べる場所が限られていることや、実践を続けられる仕組みがないことなどが挙げられる。
政府や企業側が声高にその必要性を叫んでも、消費者との間には大きなギャップが横たわっているのが現状だ。
サステナブルを日常のものに
そこで今回注目したいのが、2020年12月4日にβ版がリリースされたslowz、「当たり前に無理のない都市と生活を作る」ためのマップ型ポータルアプリだ。同アプリは、日常生活の中で気軽に、情緒的なときめきを大切にしながらサステナブルな行動を取れることを目指して開発された。
関心ごとを起点に店選び。ジャンル別の検索機能
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“マップ機能”では、アプリ内ではサステナブルな商品やサービスを展開しているカフェやアパレル店、化粧品店などさまざまなジャンルの店舗を検索できる。「プラスチックフリー」「ゼロウェイスト」、また動物保護やダイバーシティなど、それぞれが関心を持っているキーワードごとに検索できるので、初心者にも実践しやすい。現在は東京都渋谷区の店舗情報を中心に掲載しており、今後掲載エリアの範囲を拡大していく予定だという。
サステナビリティについての学び・交流の場
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前述のように、日本ではサステナビリティの必要性や、日常生活への落とし込み方法などを体系的に学べる場所が限られていることも、この概念が浸透しない理由の一つ。
その課題解決に挑むべく、slowzが提供するのが、行動選択の場・学びの場・交流の場。具体的には、サステナビリティに関するオンライン/オフラインイベント情報などもカバーした情報掲載なども今後行われる予定だという。その他にも、同アプリオリジナルの学習プログラムの提供なども、視野に入れているそうだ。正しく最新の知識を得たい人にとっては、良質な学びの場となるはずだ。
また、他ユーザーとチャット形式で情報共有や交流ができる“チャレンジ機能”も実装される予定だという。
可視化することで継続を促す仕組みも
また、無理なくサステナブルな日常を送る仕掛けとして、slowzでは“スコアリング機能”を実装予定。
アプリユーザーの「サステナブルな行動」を記録し、グラフで可視化するというものだ。これまでにチェックインした店舗や参加イベント、チャレンジなどの履歴をチャートで確認することにより、自分のサステナブル行動傾向を分析できる機能だ。日々の小さな積み重ねが、やがて日常にとって当たり前の行動となるはず。
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現在slowzでは、アプリに掲載希望の企業から、掲載を推薦したいお気に入りのお店や運営のサポートメンバーまで幅広く募集している。コミュニティにはこちら*のSlackチャンネルから参加可能、アプリから始まるサステナブルなコミュニティの活性化に期待したい。
*※上記リンクは一定期間で無効となるため、その場合はこちらよりお問い合わせください。
「これから訪れるカフェはフェアトレードのコーヒー豆を用いている店にしてみよう」、「新しく買い換えるコスメはエシカルなものにしてみよう」、そんな日常の些細な選択に、サステナブルなオプションを提示してくれるslowzは、持続可能性という概念を自分ゴト化するのに最良のツール。毎日を少し良い方向へシフトしてくれるはずだ。
『slowz』:https://slowz.nomados.co.jp
AppstoreダウンロードURL:https://apple.co/3nOwMU3(iOSのみ対応)
Twitterアカウント:@slowz00885704
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